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六義園の見どころは?しだれ桜と大名庭園だけじゃない見ておきたい植物とスポット

植物園

しだれ桜と大名庭園で有名な六義園(りくぎえん)で見られる植物を紹介しているページです。

春は桜、秋は紅葉と日本庭園を目当てに六義園を訪れる方が多いと思いますが、植物好きな視点から見た六義園の見どころを紹介します。

六義園の概要

六義園は徳川綱吉の側用人である柳沢吉保が造営した庭園で、大名庭園とも呼ばれる歴史的な日本庭園です。しだれ桜や秋は紅葉を楽しむ事ができ、園内にはいくつも茶屋があるのでそこでお茶を楽しむ事もできます。

桜や日本庭園の他には、水辺やその周辺に自生する植物、大きな岩をそのまま利用した橋等が見られる事ができ、アクセスも良いので都内で手軽に自然を感じられる場所です。

おすすめポイント 滝見茶屋から見える水辺の風景、藤代峠から見下ろす風景
桜・花見 しだれ桜で有名だが桜目的の場合は物足りない
散策に必要な所要時間 1時間程度
混雑具合 空いている、落ち着いていて静か
車椅子・ベビーカー ほぼ大丈夫だが、一部狭い場所や悪路あり
飲食 飲食可。茶屋、軽食やアルコール等も販売されている
ペット NG
好ましい服装 園内は広いので歩きやすい靴を推奨
住所 東京都文京区本駒込六丁目
アクセス JR山手線・南北線の駒込駅より徒歩7分、都営三田線の千石駅より徒歩10分
開園日 午前9時~午後5時(最終入園時間は午後4時30分まで)
休園日 年末年始12月29日~1月1日
公式サイト 六義園|公園へ行こう!

六義園のしだれ桜

六義園のしだれ桜のアップ

春の六義園はしだれ桜を目当てに来園する方が多いと思いますが、時期が少し遅かったせいかすでに葉が出始めている状態でした。

しだれ桜は入り口から少し歩いた所にありますがここは流石に人が多く、人が映らないように全体を撮るのは断念。非常に大きく立派な桜の木ですが、一本だけだと迫力にかけるのでやっぱり桜は密集しているほうが見応えがありますね。

六義園で見られる植物

熊笹

六義園の熊笹

六義園ではあちこちで白い斑入りの熊笹を見る事ができます。

六義園の当たり一面を覆い尽くす熊笹の群生

熊笹が当たり一面に群生する場所もあって感動しました。桜よりも迫力があるので一見の価値ありです。

ノキシノブ

六義園の茅葺屋根に自生するノキシノブ(軒忍)

六義園で所々見かけるのはシダ植物のノキシノブ(軒忍)です。

名前の通り、茅葺屋根の軒先に自生するものや他の木に活着して密生するノキシノブ等が見られます。

六義園の木の幹にびっしりと群生するノキシノブ(軒忍)

六義園の桜の幹に活着したノキシノブ(軒忍)

いざ育てようとすると中々定着しなかったりするノキシノブですが、六義園のノキシノブは生き生きとしているので好きな人にはおすすめです。

ホウライシダとツワブキ

六義園の水辺に自生するホウライシダ

六義園には中央の大きな池をはじめとする水辺が何箇所かあるのですが、滝見茶屋付近の水が湧き出ている場所はホウライシダが自生していました。

六義園の水辺に群生するツワブキ(石蕗)

滝見茶屋は写真の人気スポットなのかカメラを構えて陣取る人が居てじっくり見ることが出来なかったのですが、ホウライシダの横にはツワブキ(石蕗)も群生していました。

六義園の見どころ5選

植物の他に六義園で個人的にお!っと思った見どころをご紹介します。

滝見茶屋

六義園の滝見茶屋は是非見ておきたい絶景ポイント

滝見茶屋は茶屋とついていますが無人の休憩所です。

この横に水が湧き出ている場所がありそこから小さな川が流れ中央の池に繋がっています。

上にも書いたとおりここは写真スポットのようで正面から撮ることが出来ず、横から何とか撮ったのがこの写真です。ここは水辺近くには立ち入れないので写真を撮るなら望遠レンズが必須です。

つつじ茶屋

六義園のつつじ茶屋はひっそりと佇む味のある建物

六義園の奥にひっそりと佇む休憩所で茅葺屋根と、そこに自生するノキシノブがいい味を出していました。

六義園のつつじ茶屋の軒先に生えるノキシノブ(軒忍)

藤代峠

藤代峠の頂上からは六義園の大名庭園を一望できる絶景ポイント

藤代峠は六義園内にある小山でここに登ると庭園を一望する事が出来ます。木々の合間からビルが見えるとここは都内だと認識させられます。

頂上や階段は狭いので長居は出来ませんが、見下ろす景色は抜群なので紅葉の季節に訪れたい場所ですね。

渡月橋

六義園の渡月橋は大岩を使った石橋

渡月橋は大岩二枚を使ったユニークな石橋です。

橋は平らではありますが幅が狭く柵も無いので、車椅子やベビーカーで渡るのは止めた方が無難でしょう。

田鶴橋

六義園の田鶴橋は趣のある橋

田鶴橋は池の島とを繋ぐ趣のある橋です。

ロープが張られており入ることは出来ませんが、草が生えアーチ状になった橋は見ているだけで何だかワクワクしてきます。

六義園の田鶴橋は横から見るのがおすすめ

田鶴橋は横から見るのが最も綺麗です。紅葉の季節にまた訪れてみたいです。

六義園は橋が多いのでこれも見どころの一つだと思います。

六義園の園内の様子

六義園の園内の歩道は基本的に広く足場も良い

六義園の園内は非常に広く、歩道も平らで車椅子やベビーカーでも大丈夫です。ただし、一部の場所や橋等は狭い場所もあるため無理はしないように注意しましょう。

大体、1時間程度で周ることが出来ると思いますが、まぁまぁ歩くので靴は歩きやすい物を履いたほうが良いです。奥の方は木が生い茂り日を遮るので春先や冬場等は寒さを感じると思います。

感想

最後に六義園の個人的な感想です。

六義園は都内にありアクセスも便利なので手軽に訪れる事ができるスポットで、静かにゆっくり散歩をしたい方におすすめだと思います。

便宜上、植物園というカテゴリにまとめてはいますがここは日本庭園を楽しむ場所ですね。水辺の風景や橋が好きな人にはいいんじゃないでしょうか。

以上、六義園のレポートでした!

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