自宅で楽しむ以外にもお祝いや贈り物として適しているのが縁起の良い花言葉を持つ観葉植物。植物のある生活って癒されますよね。
そして花が咲いた時に「こんな花言葉があるんだ!」といったもう一つの楽しみ方もできます。
このページでは縁起の良い花言葉を持つ観葉植物をご紹介します。
モンステラの花言葉は「うれしい便り、壮大な計画、深い関係」
ハワイ語では「湧き出る水」という意味合いを持ち、風水的にもおすすめされているモンステラの花言葉は「うれしい便り、壮大な計画、深い関係」です。
お祝いや贈り物として選ばれる事が多いモンステラは深く切れ込みが入った大きな葉がとても印象的。南国を思わせる見た目で一鉢置くだけでインテリア性も高くおしゃれな空間になります。
丈夫で管理しやすいといった点から長く楽しめる一面もあり、サトイモ科の特徴でもある白い仏炎苞に囲まれた中に花を咲かせます。
モンステラはラテン語で怪物や異常といったモンスター的な意味合いを感じる名前の語源だけあって、条件が良いと数メートルというレベルで成長する大型の種類も。デリシオーサ、アダンソニー、ヒメモンステラといった種類によって成長度合いが違うのでどのくらい大きくなる品種なのかを事前にチェックしておくと良いでしょう。
アエオニウムの花言葉は「永遠、先取り、いい予感」
多肉植物の中でもアエオニウムは「永遠、先取り、いい予感」といった花言葉です。
ロゼッタ状の葉をつけながら成長し外側の葉が落ちていく。だんだんと茎の様に伸びていき、だいぶ成長してくるとニョロっと茎立ちした先に赤や斑入りの葉をつけたユニークな姿になります。
季節では冬に成長する種類となり、黒法師も花も2月~6月にかけて白・黄・ピンク色の小さめの菊の様な花を咲かせます。花が咲いた後は株自体が弱って枯れてしまう可能性もあるので、増やしている途中だったり、長く育てたいと考えているのであれば花茎は早めの段階で剪定すると良いでしょう。
ベンジャミンの花言葉は「信頼、友情、融通のきく仲間」
丸い葉を持っている事から気を落ち着かせる風水効果があるといわれているベンジャミンは「信頼、友情、融通のきく仲間」といった花言葉を持っています。
ベンジャミンの花はちょっとわかりにくいです。クワ科イチジク属の常緑高木ということもあり、小さい蕾がつく感じです。イチジクの様に実の中に花がつくタイプなので、花とは判別しにくいかもしれません。しばらくそのままにしていると実がつきます。
明るく艶のある葉をたくさんつけ、すっきりとした佇まい、そして三つ編み仕立てやリング仕立てのものもあり、インテリア性も高い観葉植物です。
耐陰性もあるので贈り物としても適しており、長く楽しめるのもベンジャミンの良いところといえるでしょう。
ユッカの花言葉は「勇壮、偉大、颯爽」
ぐんぐん成長していく見た目から「青年の木」とも呼ばれるユッカは「勇壮、偉大、颯爽」という花言葉を持っています。
北アメリカ~中央アメリカが原産地となるので乾燥にも強く、耐陰性、耐暑性もあるので室内向けの贈り物として適している植物。現地では高いもので10mにまで成長する株もありますが、日本で流通しているものは園芸種で30cm程度の小さな株から大きくても150cm程度の株がよく出回っています。
しっかりとした葉をつけながら上へ伸びていくユッカはお祝いに、そしてインテリアの一部として飾るのに最適。先が尖っている葉は邪気を払う効果があるといわれており、ユッカは風水的にもおすすめ。
管理状態が良いと毎年胡蝶蘭の様な白い花や乳白色の花を咲かせます。
サンスベリアの花言葉は「永久、不滅」
マイナスイオンを発していることがわかり一時期注目を集めていたサンスベリアの花言葉は「永久、不滅」です。とても縁起が良い言葉ですね。
管理状態が良いと花を咲かせるのですが、あまり頻繁に見られる機会はありません。初夏に花芽が伸びてきて花芽に白い可憐な花をたくさん咲かせます。
虎の様な模様を持っているのでトラノオとも呼ばれるサンスベリアは、まっすぐと上に葉が立ち上る種類もあればロゼット状に育つ種類、そして葉の大きさも長くのびる種類もあれば小さめの葉をつける様々な種類があります。
多肉質なので乾燥にも強く、地下茎を伸ばしながら増えていくだけでなく葉挿しで増やせるほどの生命力。初心者でも育てやすい観葉植物です。
アスパラガスの花言葉は「勝利、無敵、敵を除く」
一般的に観葉植物のアスパラガスと言えばアスパラガス・プルモーサス・ナナスがあります。
アスパラガスは「勝利、普遍、無敵、敵を除く、無変化」といったプラス思考の花言葉が多いので、自宅用としてだけでなく贈り物としても最適な観葉植物。
茎にトゲがあるので注意が必要ではありますが、若葉を思わせる明るいグリーンの葉、そして細く繊細な葉の見た目に惹かれる人も多いです。場所もそれほど取りません。ある程度成長してくると夏ごろに白い花を咲かせてくれます。
花はそのままにしておくと秋頃に実が赤く色付いた後に種も出来るので収穫するのも楽しみの一つに。乾燥にも強く、初心者にもおすすめです。
アレカヤシの花言葉は「元気、勝利」
部屋に一鉢置くだけで南国風のイメージになるアレカヤシの花言葉は「元気、勝利」です。
家族が集うリビングや仕事部屋にも最適ですね。管理状況が良いとまれではありますが、3~5月頃に黄色の小さな花を咲かせることがあります。
葉が下向きに生えてくる植物は風水で陰の気を持っていると考えられており、気分を落ち着かせたい、リラックスしたいという時にもおすすめなので寝室に置くのも良いでしょう。
自生しているものでは10m以上の高さにまで育つものもありますが、鉢植え管理であればそれほど大きくなる心配はありません。ヤシの仲間の中でも室内で手軽に育てられるので観葉植物初心者の人にもおすすめできます。
パキラの花言葉は「快活、勝利」
園芸店でもよく見かけるパキラの花言葉は「快活、勝利」です。
耐陰性もあるので室内向けの観葉植物としても人気があるパキラですが、日当たりがある程度良い場所に置いてあげた方が葉が元気に育ちます。
園芸店で出回っているパキラは花を咲かせる条件を持っている株はあまりないかもしれません。
花は下向きにカールして広がる花びらと細長い雄しべが上向きにたくさん広がっているとても美しい見た目です。花が咲いている時はとても良い香りがします。1日しか花は持たないのと、夜に開花することがほとんどなので見逃してしまう場合もあるかもしれません。
種から育てた実生株の場合は何年も育てて条件が良いと咲く場合もありますが、なかなかお目にかかる機会が少ない花ともいえます。
ポトスの花言葉は「永遠の富」
ポトスは「永遠の富、華やかな明るさ」という花言葉を持っています。
風水でもハートの形をした葉、つるが伸びていく植物という点から金運、恋愛運をはじめとして運気の向上を意味している縁起が良い植物です。
銀行や店舗、オフィス向けの観葉植物としても利用されています。贈り物用の観葉植物としても定番で、ヘゴ仕立てにしたポトスを飾るだけで部屋を明るい雰囲気に。
とても丈夫で育てやすいので、贈り物としても最適。
剪定した葉を挿し穂として増やすのも簡単ですし、水差しにしても切り花よりは長持ちするのもポトスの良いところ。貰った人も長く楽しめるのは良いですね。
クラッスラの花言葉は「一攫千金、富、幸運を招く、不老長寿」
クラッスラの花言葉は「一攫千金、富、幸運を招く、不老長寿」と金運、幸運、健康運の向上が期待できる言葉が並びます。
クラッスラというとあまりピンと来ないかもしれませんが、「カネノナルキ」はクラッスラの仲間になります。
種類によってカネノナルキの様にしっかりとした緑色の多肉質なものから赤く紅葉するもの、班入りの葉のものと様々です。
500種ほどの品種があるといわれており、一部湿地環境で育つ種類もありますが、葉の色、形、生え方自体も違ってくるので様々な種類をコレクションする人もいるほど。花の咲く時期も種類によって違いがありますが、カネノナルキの場合は秋から冬にかけて白やピンク色の可愛らしい花を咲かせます。
多湿環境を避け風通しが良い明るい場所に置いてあげると長く楽しめる植物です。