葉が長い植物は見た目にもすっきりしたイメ―ジ、そしてシャープな印象です。 お部屋の観葉植物としておくとスタイリッシュな感じに仕上がりますし、ガーデニングでもアクセントにもなるのがいいですね。
このページでは葉が長い植物についてご紹介していきます。
葉っぱが長い観葉植物の一覧
オリヅルラン
キジカクシ科オリヅルラン属の植物。
常緑多年草なので季節を問わずグリーンを楽しみたいという方にもおすすめです。 春〜秋の期間はランナーを伸ばしながら増えていくので、深鉢やハンギングで楽しむのもよいでしょう。
ランナーについている子株が折り鶴みたいに見えることからオリヅルランと呼ばれるようになった由来があります。
根が太く丈夫なので乾燥にも強く、増やすのも子株を植え付けるだけで簡単に増やしていけるので、初心者向きの観葉植物としても好まれています。
空気清浄能力もあるといわれているので、室内向けの観葉植物としてもおすすめです。
強い直射日光が当たらない風通しが良い場所に置いてあげてください。
サンセベリア
空気清浄効果があると一時期注目されたこともあるサンセベリア。 リュウゼツラン科の多年草です。
茎は見られず細長い丈夫な葉だけが上に伸びていく感じで、虎の様な模様に見える事から和名は虎の尾と呼ばれています。
50㎝程度まで葉が伸びる大型の種類もありますが、サンセベリアは種類が多く、中型種、小型種もありますので、用途に合わせて選ぶと良いでしょう。
乾燥にも強く育てやすい。葉を切って挿しておくだけで増やすことができる手軽さ。
そして植えておくと地下茎を伸ばして新しい芽も出てくるので年数をかけて結構増えていく植物です。
病害虫の心配も少なく丈夫なので観葉植物初心者の方にもおすすめできる種類といえるでしょう。
またサンセベリアにはこのような少し変わった品種もあるので、お部屋の雰囲気に合わせて置くと良いでしょう。
ユッカ(青年の木)
まっすぐと上に伸びている幹の上から放射状に細長い葉を伸ばしているユッカ。
勢いがある成長力から青年の木という別の呼び方もあります。中央アフリカ原産のリュウゼツラン科で、耐陰性はあまりありません。室内に置いておくと葉の元気がなくなる傾向があるので、春から秋にかけては屋外の直射日光があまり当たりすぎない場所に、そして冬は屋内に取り込んであげると元気に育ちます。
ユッカは直植えされている場合、原産地では5m程度まで大きく育ってしまう例もあります。
日本の冬越はしにくい理由や育ちすぎるという点からも直植えはあまりおすすめできません。鉢植えの方が管理もしやすくなります。
ドラセナ・コンシンネ
くねくねと伸びた幹から細長い葉を放射状に伸ばしていく姿が印象的なドラセナ・コンシンネ。お庭に植え付けるだけでインパクトがありますし、見た目もスタイリッシュです。
種類も多く、品種によってはレインボー・トリカラー・ホワイボリー等、葉のカラーが違う種類もあります。
長く育てているとどんどん成長して樹形が乱れてくる場合もありますので、春頃に切り戻し剪定を行うと樹形を整えやすいです。明るめの窓辺に置いてあげるのが適しています。
もし直射日光が強くて葉焼けを起こすようであれば、カーテンで遮光したり置き場所をずらして調整してあげましょう。結構丈夫な植物ですし、園芸店で1年を通して販売されているので、初心者の方にもおすすめです。
コルジリネ・レッドスター
リュウゼツラン科センネンボク属の植物で東南アジアやオーストラリア、ニュージーランドが原産です。オーストラスとも呼ばれています。
細長い葉を放射状に広げている姿はスタイリッシュ。インパクトがある見た目から寄せ植えにも使われます。品種によって葉の色が違うのですが、レッドスターは落ち着いた赤銅色なので他の植物とのコーディネイトもしやすいです。
丈夫で育てやすいのでガーデニング初心者にもおすすめですが、ドラセナと葉が似ているので園芸店では間違って販売をしている例も見かけます。違いは根の部分です。
コルジリネは根茎が形成されますが、ドラセナに根茎はないといった違いがありますし、ドラセナとコルジリネは種類自体が別なので、その場合は店員さんに確認をとった方が良いでしょう。
トックリラン
スズラン亜科の常緑高木でもあるトックリランは、幹の下部分がぷくっと大きい形状になっている事からトックリの様に見えます。
別名としてポニーテールやノリナという名前で販売されている事もある植物で、幹の先端部分から細長い葉をたくさんつける特徴的な姿です。
メキシコ原産で、幹部分の下のトックリの様に膨らんでいる場所に水をため込んでおり乾燥にも強く育てやすいため、初心者向けの観葉植物としても人気があります。
耐陰性があるとは言われていますが、室内よりは屋外で育てた方が良いでしょう。日当たりが悪い場所で育てると葉色が悪くなるだけでなく、トックリ部分があまりうまく膨れてこないという場合もあります。