スベリヒユの食べ方を紹介しているページです。
スベリヒユの基本データ(旬・食べ方や味)
味
雑草の中では美味しい
可食部
葉、茎
認知レベル
雑草だが野菜として食べる地域もある
名称 | スベリヒユの食べ方 |
別名 | ヒョウナ、オヒョウ、スベラヒョウ、ウマビユ、アカジシャ |
分類 | スベリヒユ科スベリヒユ属 |
学名 | Portulaca oleracea |
原産地 | 南アメリカの熱帯地域 |
分布 | 北海道、本州、四国、九州、沖縄 |
旬 | 7月~9月頃 |
食べ方 | 和え物、煮びたし |
自生場所 | 土手、荒れ地、畑 |
スベリヒユの旬
月 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
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旬 |
スベリヒユの採り方
収穫をするポイントは花が咲く前。花が咲く前だと葉茎が柔らかいです。
地上から生えている部分をカットして収穫し、花が咲いていない部分を食用にしましょう。
スベリヒユの味
若干の苦みを感じる程度の味ですが、野草や雑草の中でも食べやすいです。スベリヒユの食べた時の特徴としてはぬめりがあります。
ビタミンA、C、Eと鉄分、マグネシウム、カルシウムが豊富でオメガ3脂肪酸も摂取できる栄養豊富な植物です。
スベリヒユの下処理
スベリヒユはシュウ酸も含んでいますので、下処理は必ずしてください。
下茹でして水にさらしてから調理します。 茹ですぎるとぬめりが強くなるので、強いぬめりが苦手な人は茹ですぎに注意してください。
スベリヒユの見分け方と特徴
特徴 | 日当たりが良い場所、悪い場所関係なく自生し、道端でも成長する生命力の強さを持っています。 地面に這う様に成長し、多肉質な見た目です。山形県ではヒョウという呼び名でスーパーにも並んでいます。 |
高さ | 15cm~30cm程度 |
花の形と色 | 夏ごろに黄色い小さな花を咲かせます。 |
果実・種子 | 花が咲いた後、黒い小さな種をつけ、翌年、こぼれ種から新しい芽を出し成長します |
葉 | 小さくしゃもじ状の形をした多肉質の葉をつけます。 |
茎 | やや太目の茎で紅色。下の茎は地を這う様に伸び、分岐した茎は上に伸び葉をつけます。 |
似ている植物 | ポーチュラカ(ハナスベリヒユ)ポーチュラカは園芸種で、成長するとポーチュラカの方が花や葉が大きいです。
ニシキソウ(毒)スベリヒユより茎が細く、葉に黒い点が入っており、ちぎると白い液が出てきます |
毒性・注意事項 | シュウ酸を多く含むので、食べすぎは注意しましょう。 |
スベリヒユの葉、茎の写真
ポーチュラカ(ハナスベリヒユ)の写真
園芸品種のポーチュラカ(ハナスベリヒユ)も同じく食用にできます。