実は食べられる!?身近にある美味しい雑草まとめ【16種類】

食用可能な植物

身近に生えていて実は美味しい食べられる雑草をまとめているページです。

雑草は人間の生活範囲に勝手に自生している野草全般の事を指しますが、その気になれば食べられる種類が多く存在します。

普段は気にも止めないけど、食べると実は美味しい植物達をご紹介していきます。

スポンサーリンク

スベリヒユ

スベリヒユは乾燥に強く茎が赤くて太め、住宅地や学校のグラウンド、河川敷、空き地等、色々な場所で生えている雑草です。

イギリスではパースレインと呼ばれ食用にされていますし、沖縄や山形でも食用とされています。オメガ3が豊富で解毒、消炎、抗菌作用もあるといわれています。

成長しすぎると固くなるので、茎の先やわらかい部分や赤身が少ない箇所を選んで収穫してください。また、除草剤がまかれている可能性がない場所を選ぶ必要があります。

茹でておひたしにする食べ方が一般的です。7月頃の開花前がおすすめ。

茹でるとぬめりが出ますが、雑草の中でも特に美味しいと評判です。

ミツバ

ミツバは野菜としても栽培されており、切り三つ葉、糸三つ葉、根三つ葉などが一般的に流通しています。

ミツバは他の雑草に混ざって生えている事も多く、株元が白い根三つ葉は三つ葉の中でも栄養が豊富です。

山地の日陰になる場所で自生している事が多く、春から初夏にかけて自生しているミツバを採集できます。

育ちすぎたミツバは勿論ですが、日当たりの良い場所で生えたミツバは葉が硬くなりやすいので、なるべく若い葉を選ぶのと茎が手で折れる程度の硬さの物を選ぶのがコツです。

天然物は葉が大きく茎もしっかりしています。柔らかく茎が太いミツバが美味しいです。

自生するミツバは香りが強く歯応えも良いので、さっと茹でてシンプルに醤油で食べると絶品です。

ヨモギ

古くから日本国内で親しまれているヨモギ。東洋の薬草、ハーブとして利用されています。

日当たりの良い山野や空き地、道端等、比較的どこにでも見かける草としてもお馴染み。地下茎をのばして増やすので、まとまって生えている場合が多いです。

春に新芽の部分を摘み取って草餅、草団子としても利用されています。香りも良く、沖縄では炊き込みご飯としても使われます。

春時期の新芽以外は固くて食用に向いていませんので、春にまとめて収穫して乾燥してお茶にする、もしくは冷凍保存して調理に使うという方法が多いです。

タンポポ

生命力が強く、道端やコンクリートの隙間、あぜ道、野原、河川敷等、あらゆる場所に生えており、春になると黄色い花を咲かせます。

若干の苦みや薬臭さが気になるという人もいますが、海外では茎、葉、根も食用にされています。食用にする場合は花が咲く前あたりに収穫するのがおすすめ。葉は小さめの方が食べやすいです。

日本たんぽぽの場合はクセが少なめなのでサラダにして食べる人もおり、西洋タンポポもバター炒めや天ぷら等に利用できますし、根はタンポポコーヒーとして利用できます。

ノビル

他の雑草の草丈が低めの土手や堤防沿いあたりで日当たりが良い場所に生えている事が多いです。大抵、まとめて生えている事が多いので、まとめて見つけて収穫する事もできます。

毒のあるスイセンやタマスダレと間違わない様に注意してください。見分け方は葉を千切るとネギの様な香りがするのがノビルです。スイセンやタマスダレからはネギのような香りはしません。

他に近い植物にアサツキがありますが、こちらは同様に食用になるので大丈夫です。

鱗茎が小さな玉ねぎの様になっているので、抜き取った後に見分けやすいといった特徴も。春に旬を迎え、薬味としても使えますし、味噌汁やあえ物にも使えます。

ノビルは根ごと採集しますが、根の脇に付いてる小さい球は外して元の場所に埋めておきましょう。成長するとまたその場所でノビルが収穫できます。

カラシナ

河川敷や荒れ地に生えている事が多く、場所によっては河川敷一面に生えている事も。河川敷に春、菜の花が咲いている様であればカラシナの可能性が高いですが、他と交雑しやすいので実績のある場所から取るのが懸命でしょう。

大きいものは1.5mほどにも成長する植物。春に花が咲く前に収穫する事をおすすめします。開花後は硬くなりアクが強くなるからです。

収穫のポイントは手で行う事。手でぽきっと折れる程度の硬さのものを収穫してください。ぽきっと折れない場所は硬くて食用に向いていません。

若い葉はおひたしで食べられる他、塩漬けにして保存食として食べられてきています。

ハコベ

田畑やあぜ道、道端、荒れ地等に自生しており、春の七草としても有名ですね。七草がゆとして食べている機会も多いです。

春に収穫すると葉が柔らかく、鳥の餌としても利用できます。

種を入手して育てている人もいます。水耕栽培で育てていく場合は一年中、収穫して楽しむことが出来る植物です。

海外ではサラダ用ハーブとして扱われていますが、やや癖が気になりますので、日本人にとっては若干風味、クセがある様に感じるかもしれません。

シャリシャリとした食感が良いと感じる人もいます。

ナズナ

田畑やあぜ道、花壇、空き地等に生えているのを見かけます。別名はペンペン草。葉に特徴があるのでわかりやすいですね。

秋頃から新しく芽を出して冬を越し、春に白い花を咲かせます。

春の七草の一つとして七草がゆに入れて食べる事がありますが、春に若い柔らかい部分の葉を収穫して食べます。花茎が伸びる前あたりがおすすめです。

天ぷらや塩漬け、おひたし等で食べられる事が多いです。おひたしやあえ物にする場合は一度下茹でをし水にさらし、軽くアク抜きをしましょう。

ハハコグサ

春に黄色い小さな花を咲かせるハハコグサ。ゴギョウとも呼ばれ、春の七草の一つとしても知られています。

土手や空き地等に生えており、花の咲く前の若い芽を摘み取って七草がゆに入れて食べるのが一般的ですが、昔はヨモギに代わり草餅に入れられていた植物です。

ハハコグサはおひたし等の他、天ぷらで食べるのがおすすめです。

薬用としては咳止めの効果も期待できることから、お茶にする場合は、全草を乾燥させてから使用します。扁桃腺の腫れには煎じた汁を使ってうがいする方法で使用されてきました。

オオバコ

靴やタイヤについて種が移動する事からあぜ道や車が通る場所に生えている事が多いです。そのため、道の真ん中に生えている場合もあります。

春過ぎあたりに若い葉を摘み取り、天ぷらや胡麻和え等にします。

少し強めに下茹でをしてアク抜きをしてからあえ物に利用するのがおすすめです。

若干苦みが気になるという意見もありますが、種や葉を乾燥させて煎じたものを飲むと咳止めや便秘対策にも利用できます。

根は食用に向いていませんので、食べる分だけ葉を摘み取って食用にしましょう。

ツユクサ

世界中に生えているといわれるツユクサ。やや土壌が湿っている空き地や道ばたに生えている事が多く、6月~9月頃、青い可愛らしい花が印象的な植物です。

ツユクサは食べてみてもクセが少ないので、葉や茎が柔らかい場合はそのままサラダに使用できますし、茹でてからあえ物に使用したりおひたしに使えます。

他にも炒め物、天ぷらと色々な調理に使用できるのですが、花も食べられます。

サラダやデザートにトッピングするといった具合に見た目を生かした使用が出来る植物です。

ハルジオン・ヒメジオン

ハルジオンはハルジョオン、ハルシオンという別名の他に、貧乏草といった不名誉な名前もあります。

牧草地や空き地、路肩、畑、堤防等、あらゆる場所に生えている植物で、どんな貧乏な家の庭にも生えると揶揄され貧乏草と呼ばれるようになったとか。

ハルジオンは春先に出てくる新芽、新葉を摘み取って食用にするのがおすすめです。花が咲く前の蕾のハルジオンがあれば最適。

若干苦みはありますが食用菊のようで、食用にする雑草の中では比較的食べやすい方だという意見もあります。

お浸しや天ぷら等で食べられる事が多いです。花や葉を乾燥させて煎じたものは、糖尿病予防やむくみの改善にも利用されてきました。

ハルジオンとヒメジオンの違い、見分け方

ハルジオン
ヒメジオン

ハルジオンに良く似た植物にヒメジオンというものがあります。どちらも食べられるので間違えても問題は無いですが、簡単な見分け方は下記になります。

  • ハルジオンの花びらは糸状で、ヒメジオンの花はそれよりやや太い
  • ハルジオンの花は4~7月頃に咲き、ヒメジオンの花は6~10月頃に咲く
  • ハルジオンの茎は中が中空なのに対し、ヒメジオンの茎は綿のような物が詰まっている

ユキノシタ

ユキノシタは適度に湿度がある半日陰の場所に自生しています。沢沿いの岩場あたりを探していると見つけられる事が多いです。

以前は民間薬としても利用され、葉や茎の絞り汁を傷口に塗ったり、風邪をひいた時に煎じたものを飲むといった方法で利用されてきました。

天ぷらやおひたし、あえ物で利用される事もあり、山菜と同じ様な感覚で食用出来ます。

葉は手で摘み取れる程度の柔らかいものを入手しましょう。天ぷらもおいしいですが、塩ゆでするとシャキシャキした歯ごたえを楽しめます。

イタドリ

山間部や住宅地、道端で見かける事が多いイタドリ。巨大化して群生するため雑草として嫌われている傾向があります。

中国では昔から漢方薬として利用されており、日本でも葉や茎の絞り汁を傷口に塗ったり止血に利用するといった民間薬として使われていました。

春になると新芽を出すので、やわらかい新芽を摘み取って調理するのがおすすめです。ややヌメリがある植物です。

外皮をむき、すじ取りをしてから下茹でをしてください。下茹で後に1日ほど水にさらして処理する人もいます。

炒め物やあえ物に使うといおいしいですが、シュウ酸を含んでいるので食べ過ぎには注意が必要です。イタドリの酸味の元はこのシュウ酸によるものです。

ドクダミ

やや日陰の場所を好んで生えてくるドクダミ。道路の端や北側の庭等、様々な場所に生えてきます。

多年草で群生して生えるので雑草として扱っている場合が多いですが、デトックス効果を期待したドクダミ茶として煎じて飲むといった使われ方もしています。

葉を食用にする場合は花が咲く前の5月あたりがおすすめ。新芽を含む柔らかい部分を摘んでください。

抜いても抜いても出てくるので厄介な雑草というイメージですし、ある程度クセがある風味なのですが、天ぷらにすると特有の匂いが消え食べやすくなります。

カラスノエンドウ

田んぼのあぜ道や道端、野原や空き地といった日当たりの良い場所に生えている事が多い植物。正式名称はヤハズエンドウです。多年草で成長すると1mを超えるものも。

マメ科ソラマメ属の分類なので、5月過ぎにマメ科特有の花を咲かせて、その後、若いさやが出来ます。

この若さやの状態を収穫して料理に使う事が可能。他にも柔らかければ葉や花、茎部分も食用にできます。

天ぷらがおいしいですが、他にも乾燥させてから煎じてお茶にしたり、胡麻和えや炒め物、卵とじにしてもおいしいです。

似た植物にスズメノエンドウ等がありますが、同様に食べられます。

タイトルとURLをコピーしました