春の七草の一つでもある食べられる雑草、ナズナの食べ方を紹介しているページです。
ナズナは春の七草に利用される一方で、何処にでも生えるポピュラーな野草です。別名のペンペングサという名前でも広く認知されている植物です。
ナズナの基本データ(旬・食べ方や味)
味
クセが無い
可食部
葉、茎
認知レベル
雑草として扱われている
名称 | ナズナ(薺) |
別名 | ペンペングサ、シャミセングサ |
分類 | アブラナ科ナズナ属 |
学名 | Capsella bursa-pastoris |
原産地 | 東ヨーロッパ、西アジア |
分布 | 日本全国に分布 |
旬 | 1月~4月頃 |
食べ方 | 七草がゆ、天ぷら、おひたし、和え物 等 |
自生場所 | 道端、畑、空き地 等 |
ナズナの旬
月 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
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旬 |
ナズナの採り方
冬から春にかけて収穫すると良いです。花が咲いてからは繊維質が出てくるため、これから花茎が伸びようとしている前に収穫すると柔らかくて食べやすいです。
根元から刈り取って収穫すると後で処理がしやすくなります。
ナズナの味
ナズナは大根などと同じアブラナ科の植物で、食用にする場合でもクセが少ないのが特徴です。
クセが少ない分味もあまり特徴的なものが感じられないですが、色々な料理に利用できます。
ナズナの下処理
天ぷらで調理する場合はそのまま下処理の必要はないです。
おひたしや和え物など他の調理をする場合は、軽く塩ゆでをしてから水にさらしアク抜きしてから調理します。
ナズナの見分け方と特徴
特徴 | ナズナを探す際は山奥ではなく、環境的に人が住んでいる日当たりの良い場所を探すと良いでしょう。夏場は生えておらず、秋ごろから生えてきます。ハート形の実をつけるのが特徴的。実の部分が三味線のバチに似ている事から、シャミセングサの由来にもなっています |
高さ | 10cm~50cm程度 |
花の形と色 | 花は白い小さな花びらが4枚付き、自家受粉をして繁殖していきます |
果実・種子 | 三角やハートのような形をした種をつけます |
葉 | 冬時期は匙状のロゼット葉の状態で越冬し、花が咲く時期につれ葉の切れ込みが深くなっていきます |
茎 | 冬は茎が目立たない状態ですが、春になると花茎が伸びていきます |
似ている植物 | イヌナズナ、マメグンバイナズナ、グンバイナズナ、タネツケバナ |
毒性・注意事項 | 特に無し |