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プテリス・クレティカの育て方

シダ植物

プテリス・クレティカは細い葉に白い符が入る観賞用として栽培されるシダ植物です。

このページではプテリス・クレティカの上手な育て方についてご紹介しています。

プテリス・クレティカの特徴

プテリス・クレティカは世界の熱帯・亜熱帯を原産とするイノモトソウ科のシダ植物で、多くの品種をもつプテリスの園芸種の一つです。

プテリス・クレティカの根茎は短く地面に這い、株元から長い葉を立ち上げて育つ樹形をしています。一般によく流通しているアルボリネアタという品種は、葉の中心に大きく白い班が入っているのが特徴です。

ほかにも、細かく分かれた葉の先端に白い班が入るクリスタタや、同じく葉先が獅子葉になるウィルソニーなど、葉のバリエーションも豊富です。

プテリス・クレティカは寒さにやや弱いものの耐陰性があるので室内でも育ちます。また、手のひらを広げたような涼しげな草姿をしているので、ハンギングで飾ったりカラーリーフに使用したりと多様なアレンジができます。

プテリス・クレティカはシダ植物なので花や実はつけません。

基本データ

難易度 易しい
価格 600円~3,000円(4号サイズ)
成長速度 やや速い
花・種 花や実をつけないシダ植物です
日照量 日光を好みますが耐陰性があり室内でも育ちます
温度 低温にはやや弱いため5℃以上を保つようにします
湿度 多湿を好みますが土の過湿は避けましょう
花言葉 信頼、平凡な心、愛嬌

プテリス・クレティカが好む環境

日当たりと置き場所

プテリス・クレティカは明るい場所を好みますが、葉焼けを防止するため直射日光を避けて管理しましょう。

屋内で育てる場合

プテリス・クレティカは耐陰性が強いので屋内でも育ちます。

ただし、日光がまったく当たらない部屋での管理は避けましょう。日照不足になると葉色が悪くなるため年間を通して明るい日陰に置いてください。

強い日差しに当てると葉が焼けてしまうので、直射日光が当たらないよう注意します。レースのカーテン越し程度のやわらかい光を当てると良いでしょう。

プテリス・クレティカは乾燥すると葉がチリチリになって傷んでしまいます。冷暖房などの風が直接当たらないようにしてください。

屋外で育てる場合

プテリス・クレティカは春から秋にかけて屋外で管理ができます。

ただし、直射日光が当たると葉焼けを起こしてしまうので強い日差しが当たらない日陰に置いてください。もしくは遮光ネットや寒冷紗などを使って遮光をします。

プテリス・クレティカは耐寒性がやや弱い植物です。冬になったら室内に取り込んで育てましょう。

温度・湿度

プテリス・クレティカは暑さに強いものの寒さは苦手です。周りの環境は5℃以上を保つようにしてください。

冬になり霜が降りると株が傷んでしまいます。ベランダなどの屋外で管理している場合は寒くなったら室内へ移すようにします。

プテリス・クレティカは湿度の高い環境を好むため乾燥には弱いです。水切れを起こすと葉先から枯れてしまうので、こまめに葉水を与えて空中湿度を高く保ちましょう。

用土

プテリス・クレティカは多湿を好みますが、土が常に湿った状態になると根腐れを引き起こします。用土には水はけと水もちのバランスが取れた土を使用してください。

自分で作る場合は赤玉土(小粒)6:腐葉土3:軽石(小粒)1、もしくは赤玉土(小粒)4:パーライト3:ピートモス3などの割合でブレンドした土を使用します。市販されている観葉植物用の土を使用しても良いでしょう。

プテリス・クレティカはハイドロカルチャーで育てることもできます。

プテリス・クレティカを上手に育てるコツ

水やり

プテリス・クレティカは多湿を好む植物なので水切れには注意が必要です。

春から秋にかけての生育期には土の表面が乾いてきたら水をたっぷり与えます。夏は土が乾燥しやすいので毎日の水やりがおすすめです。

ただし、高温になる夏場は株元が蒸れやすくなるため風通しの良い場所に置き、早朝や夕方以降の涼しい時間帯に水やりをしてください。

冬場はプテリス・クレティカが休眠期に入るので、鉢土が乾いてから2~3日後に水を与えるようにします。

葉水

プテリス・クレティカは湿気を好み乾燥を嫌います。水切れを起こすと葉がチリチリになってしまうので、定期的に葉水を与えて空中湿度を高く保つようにします。

とくに水分が蒸発しやすい夏場や暖房を使う冬の室内ではこまめに霧吹きで水を吹きかけて乾燥を防ぎましょう。

葉水には葉が乾くのを防止するだけでなく害虫を予防する効果もあります。ホコリを防いで植物の見栄えを良くするためにも葉水は有効です。

肥料の与え方

プテリス・クレティカは肥料がなくても育ちますが、生育を良くするには5~9月の成長期に肥料を与えるようにします。

固形の緩効性肥料を2か月に1度、土の上に置いて施肥しましょう。もしくは液体肥料を規定の濃度に希釈して1週間~10日に1回与えます。

肥料を与えすぎると肥料焼けを起こして根が枯れることがあるので注意してください。冬場はプテリス・クレティカの生育が緩慢になるため肥料を施す必要はありません。

プテリス・クレティカの選び方

プテリス・クレティカを買う際には害虫が付着していないか必ず確認してください。

害虫が付いた株を選んでしまうと株が後々弱ってしまったり、他の植物へ被害が及んだりする可能性があります。

葉がみずみずしく、萎びていないものを選ぶようにしましょう。

プテリス・クレティカの増やし方

プテリス・クレティカは株分けによって増やすのが最も簡単です。

株分けとは、親株から子株を切り分けて数を増やす方法です。プテリス・クレティカをコンパクトに仕立て直したいときにもおすすめです。

プテリス・クレティカを株分けする場合、まず鉢から株を取り出して土を軽く落とします。3~5本の茎をつけた状態で株元から子株を切り分け、それぞれの株を新しい鉢へ植え付けます。

株を分ける際はハサミやナイフを使って切り込みを入れると分けやすくなります。また、傷んだ根はカットしましょう。

植え付けた後はしばらく直射日光と強風が当たらない明るい日陰で管理します。こまめに水やりをして乾燥を防いでください。発芽したら通常通りの育て方に戻します。

プテリス・クレティカの株分けは成長期の5~9月頃が適期です。

プテリス・クレティカの植え替え

プテリス・クレティカは比較的生育が旺盛なので、放置すると根が鉢の中にまわって根詰まりを起こしてしまいます。1~2年に1度を目安に植え替えましょう。

鉢底から根が出てきたり水を上手く吸収しなくなったりした時も植え替えのタイミングです。

プテリス・クレティカの植え替えは以下の手順でおこないます。

  1. 1~2回り大きな鉢に鉢底ネットと鉢底石を敷く
  2. 清潔な用土を鉢の1/3程度まで入れる
  3. 鉢から株を抜き出し、古い土を1/4程度落とす
  4. 鉢の中央へ株を置いて土を隙間なく入れる
  5. 水を与えて直射日光の当たらない半日陰で管理する

プテリス・クレティカの茎葉がたくさん茂り、大きくなりすぎている場合は株分けも同時におこなうと良いでしょう。

植え替えの時期は生育期である5~9月頃が適しています。

病気・害虫

プテリス・クレティカは春から秋に炭疽病が発生しやすい植物です。

炭疽病にかかると灰色や黒ずんだ円形の斑点が葉に現れて穴があき、進行すると株が枯れてしまいます。

炭疽病はカビ菌を原因とするため、風通しの良い場所に置くことで予防ができます。発症したら被害箇所を早めに切除し、感染を防ぐため焼却処分するのが望ましいです。

プテリス・クレティカに付きやすい害虫にはハダニやカイガラムシがいます。

これらの害虫は葉や茎に付着して養分を吸い取り、株を弱らせます。発見次第すぐに霧吹きや粘着テープなどで取り除いてください。

被害が大きい場合は殺虫剤を吹きかけて駆除しますが、カイガラムシの成虫には薬剤が効きにくいので歯ブラシなどでこすり落とします。

胞子葉の裏につく胞子を害虫と間違いやすいので注意しましょう。

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