モンステラの育て方

観葉植物

モンステラは切れ込みが入る大きな葉が人気の観葉植物です。

その特徴的な葉は南国をイメージさせてくれるのでインテリアの素材としてもぴったりです。このページではモンステラの上手に育てるコツを紹介しています。

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モンステラの特徴

モンステラの和名はホウライショウといい、サトイモ科モンステラ属で熱帯アメリカが原産の植物です。

熱帯の植物なので、乾燥には強く耐陰性もありますが、耐寒性はあまりないです。

一年を通して緑色の常緑性であり、多年性です。

原産地ではほかのものによじ登る蔓性の植物で、7~8mかそれ以上にもなる大型の植物です。

日本では30㎝~2mほどで売られています。

成長により葉の形が変化するのが特徴で、幼いうちは切れ込みはなく丸い形ですが、成長とともに全体に切れ込みが入り深く裂けたようになってきます。

花や果実も出来、熟した果実からは甘い香りがしますが、鉢植えで花を咲かせることは難しいです。

モンステラ・デリシオーサの果実は熟すと食べられる
モンステラ・デリシオーサの果実

上記は熟す前のモンステラの果実ですが、完熟した果実は食べることも出来てパイナップルとバナナを合わせた味がするそうです。なお、果実が食べられるのはモンステラ・デリシオーサだけのようです。

基本データ

難易度 簡単
価格 9,000円~12,000円ほど(8号サイズ)
成長速度 早い
花・種 仏炎苞の白い花が咲く、実は食べられて美味とされる
日照量 耐陰性はあるが日当たりの良い場所を好む
温度 高温には強いが低温には弱い
湿度 湿度は高い方が好ましい
花言葉 うれしい便り、壮大な計画、深い関係

モンステラが好む環境

周りを覆い尽くすように葉を広げるモンステラの大きな株

日当たりと置き場所

強すぎる直射日光を当てると、葉が焼けてしまうので、直射日光の当たらない明るい室内に置きましょう。

耐陰性はありますが、暗い日陰で育てると茎が弱々しくなってしまいます。

春や秋などの日差しのやわらかい、穏やかな季節であればベランダでも育ちます。

夏はあかるい日陰を探しておきましょう。

リビングなどで大きな窓の傍に置くのもいいですが、カーテンなどで直射日光が当たらないように工夫しましょう。

耐寒性があまりないので、秋でも15度を下回るようなときは室内に入れて保護しましょう。

屋内で育てる場合

屋内であれば、できるだけ直射日光の当たらない明るい日陰がいいでしょう。

いくら耐陰性があると言ってもずっと日陰に置いておくと元気もなくなります。

適度に日光浴をさせてあげるといいでしょう。

屋外で育てる場合

屋外で育てる場合は、あまり虫が寄ってこなくて直射日光の当たらない場所がおすすめです。

気温が15度を下回ってきたら屋内へ入れた方が良いですが、東京では大きく成長したモンステラ・デリシオーサが年中外に置かれているのを見かけます。

東京の冬は夜間0度を切り霜が降りる事もありますが、徐々に慣らせばモンステラ・デリシオーサは順応できるようです。

温度・湿度

もともと高温多湿の熱帯が原産地のため、暑さには強く、湿度も高い方が好みです。

暑さは今のところ特に上限はありませんが、寒くなってくると弱ってしまい5度以下になると枯れてしまいますので、気を付けましょう。

用土

モンステラを育てるには水はけのいい土がおすすめです。

市販の観葉植物用の土を使うのがいいですが、もし自分でブレンドしたいようなら、赤玉土7、腐葉土3の割合がおすすめです。

水はけをよくしたいなら、赤玉土と腐葉土を減らしてかわりに川砂を2割ほど入れるといいでしょう。

モンステラを上手に育てるコツ

斑入りのモンステラは人気が高いが非常に高価な観葉植物
斑入りのモンステラ

水やり

鉢植えの土の表面が乾いた時が水やりのタイミングになりますので、そうしたら鉢底から水がたくさん出てくるくらいに水をあげてください。

夏はすぐに土も乾いてしまうので、ほぼ毎日水やりをする必要があります。

冬はあまり水を必要としませんので、土の表面が乾いてから2~3日してから水をあげましょう。

様子を見ながら水やりをして、もし足りないようであれば水を追加してください。

葉水

葉水は霧吹きなどで定期的に行います。

目安は葉の表面矢先の方が乾いていたらです。

特に冬季は暖房などを毎日つけている部屋に置いておくことも多いので、葉の表面もよく乾燥します。

ですから霧吹きで毎日こまめに水をあげましょう。

肥料の与え方

モンステラが1番成長する春~夏にかけて肥料をやります。

秋~冬にかけては肥料をやるのは控えましょう。

冬場は木の成長自体が止まってしまうため、肥料をあげる意味がありません。

肥料は土の上に置くだけの固形の化成肥料がおすすめです。

肥料をあげるのは2ヶ月に一度くらいが目安です。

液体肥料は即効性があるのでモンステラに元気がなくなったらあげましょう。

モンステラの選び方

モンステラの選び方は、葉が緑で元気がいいものを選びましょう。

触ってみてねばねばしているものや、ハダニ、アブラムシなどがついているものはやめましょう。

モンステラは大きくなるので置き場所に困るという方はヒメモンステラもおすすめです。小さくてもモンステラらしい姿をしていてお洒落な観葉植物です。

モンステラの増やし方

モンステラの増やし方は代表的なものがふたつあります。

1つは挿し木です。

挿し木の時は葉を2枚から4枚残しますが、バランスが悪いようであれば倒れてしまうので、支柱を付けるなどの工夫が必要です。

根が張るまでは乾燥しないように水あげ続けましょう。

葉がもう2~3枚増えて値がしっかり張ったころにまた新しい鉢へ移します。

もう1つは茎伏せです。

葉のついていない短く切った茎を土の上に寝かせるように置きます。

挿し木よりも時間がかかりますが、多く増やすことができます。

モンステラの植え替え

モンステラは成長が早いですし、植え替えは2年に一度くらいが適しています。

鉢や根の様子を見ながら、根が鉢の底から出てきたり、鉢が窮屈そうだと思ったら、植え替えの時期です。

サイズは今より一回り大きい鉢を用意して、観葉植物専用の土を使うといいでしょう。

時期は5月~6月頃に植え替えます植え替えたら水受け皿に水があふれるくらいにしっかりお水をあげましょう。

病気・害虫

乾燥している室内ではハダニが発生しやすいです。

霧吹きなどで水を吹きかけ乾燥を防ぐことで、ある程度予防することができます。

その他にもカイガラムシ、アブラムシ、ナメクジ、バッタ、ダンゴムシがつくことがあります。

カイガラムシは黒スス病を、アブラムシはスス病などのウィルス病を媒介するので、見つけたら早めに駆除しましょう。

葉の表面がべたべたしていたら、カイガラムシの発生しているサインなので、見つけたたら直ぐにいらない歯ブラシなどでこすって落としましょう。

ナメクジ、バッタ、ダンゴムシは食害を引き起こし、気が付くのが遅ければ、すべて食べられてしまうということにもなりかねません。

ベランダなどで育てる場合はこれらの虫に注意しましょう。

モンステラの樹液には注意

モンステラの樹液や果実に含まれるシュウ酸カルシウムには注意が必要で、触れると皮膚がかぶれたり炎症を起こすことがあります。

沖縄等の南国では果実が食用に販売されてるところもありますが、食べすぎないようにしましょう。

危険なので、小さい子どもや犬や猫などのペットが誤って口にしないように気を付けましょう。

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