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モンステラの育て方

観葉植物

大型観葉植物の中でも特に人気のあるモンステラの育て方をまとめているページです。

モンステラは切れ込みが入る大きな葉が特徴的で、南国をイメージさせるエキゾチックな見た目が人気の理由です。モンステラは強くとても丈夫な植物のため初心者の方にもおすすめです。ボリュームもあり存在感のインテリアグリーンともなります。

このページではモンステラの基礎知識や、上手に育てるポイントを紹介しています。

モンステラの特徴

モンステラの和名はホウライショウといい、サトイモ科モンステラ属で熱帯アメリカが原産の植物です。

モンステラは乾燥にも比較的強く耐陰性もありますが耐寒性はあまりないです。一年を通して緑色の葉を付ける常緑性の植物です。

原産地では樹木によじ登る蔓性の植物で、7~8mかそれ以上にもなり大型化します。ただし、観賞用に流通するものでは30cm~2mほどの育てやすいサイズの鉢植えが売られています。

成長により葉の形が変化するのが特徴で幼いうちは切れ込みはなく丸い形ですが、成長とともに全体に切れ込みが入り深く裂けたようになってきます。ただし、ヒメモンステラのような小さいうちからでも切れ込みが入る品種も存在します。

モンステラは花が咲き果実も出来ますが鉢植えだと難しいでしょう。葉や果実は温室のある植物園などに行くと見る事ができます。

基本データ

難易度 簡単
流通名 デリシオーサ、アダンソニー、ヒメモンステラなど様々な品種が流通している
成長速度 早い
成長期 6月~8月
花・種 仏炎苞の白い花が咲く、実は食用となり美味とされる
日照量 耐陰性はあるが日当たりの良い場所を好む
温度 高温には強く、低温に弱い。冬場は15度以上を保つ
湿度 多湿を好むが、土が乾きにくいと根腐れを起こす
花言葉 うれしい便り、壮大な計画、深い関係

モンステラの育て方

室内で育てる場合

モンステラは耐陰性がありますが、極端に日光が当たらない場所だと育ちが弱々しくなります。日光不足による光合成が充分に行われていないと水の吸い上げ自体が悪くなり土が乾燥にくいという事もあります。

適度な日当たりがあった方が丈夫に育つので、明るい場所に置くのがおすすめです。

直射日光が当たると葉焼けを起こしてしまう可能性がありますので、カーテンで調節してみましょう。

耐寒性があまりないので、15℃以下になる場合は、屋内環境へ移動して管理してください。

屋外で育てる場合

屋外栽培の場合は、直射日光が当たらない明るい場所が適しています。直射日光が当たってしまうと葉焼けを起こしてしまうので、置き場所に注意してください。

また、屋内で栽培していたモンステラを屋外にいきなり出した際にも葉焼けを起こしやすいです。屋外に出す場合は徐々に日光に慣らしていきましょう。

モンステラは暑さと湿度には強いのですが、寒さには弱く5℃以下になったら枯れてしまいます。寒くなってきたら屋内に移動してください。

ただし、冬越しについては例外もあります。

直接霜や雪に当てず、徐々に寒さに慣らすのが条件ですが、モンステラ・デリシオーサはある程度の寒さにも順応できるようです。

関東圏で冬でも屋外に置かれているモンステラを見た事がありますが、枯れもせずに緑の葉を保ったまま冬越ししていました。しかし、本来は熱帯地方の植物ですので元気に育てる場合は温かい室内がおすすめです。

適した用土

モンステラを育てるには水はけの良い土を使うのがおすすめです。

市販の観葉植物用の土を使うのが簡単で初心者にもおすすめですが、もし自分でブレンドする場合は赤玉土7、ピートモス3の割合で配合するのが良いでしょう。ピートモスの代わりに腐葉土でもいいですが、腐葉土はカビやすくコバエも湧きやすいので室内だと使いにくいです。

水はけをよくしたい場合はさらに川砂を2割ほど混ぜましょう。また、遅効性の化成肥料も適量混ぜ込んで置きましょう。

植木鉢の選び方

モンステラは成長が早く、成長していくにつれてバランス的に転倒しやすくなります。

転倒防止を考慮して深鉢タイプに植えられている事が多いです。浅めの鉢や平鉢は向いていません。

大きく成長させたい場合は、根詰まりを起こしにくいスリット鉢を選ぶのも良いでしょう。

鉢を選ぶ際は、現在、植えられている鉢よりも一回り大きめのサイズを選ぶ事。いきなり大きすぎるサイズだと根の成長がついて行けてないため土が乾燥しにくい状態が続き根腐れを起こす原因となってしまいます。

モンステラの管理方法

斑入りのモンステラは人気が高いが非常に高価な観葉植物
斑入りのモンステラ

水やりと肥料の与え方

成長期の管理方法

モンステラは熱帯地域の植物という事もあり、夏(6月~8月)が成長期にあたります。

水やりの目安は土の表面が乾燥してきたらたっぷりと与えてやってください。モンステラは水やりをした後、葉先から水が垂れてくる事があります。水の吸い上げも良いのがわかります。

逆に水切れを起こすと葉が垂れてきてしまうので、水切れは起こさないようにしてください。空気が乾燥している時は葉水も与えましょう。

肥料は春~夏に緩効性の固形肥料を鉢の端部分に置く程度でも充分ですが、たまに液肥を水やり時に与えても良いです。

冬場の管理方法

モンステラは寒さが苦手で成長スピードも遅くなります。そのため冬はあまり水を必要としません。

水やりのタイミングは鉢の土の表面が乾いてから2日~3日程度してから与えます。

葉水は室内が温かくしている状況で乾燥気味の時は行うようにしてください。ほとんど成長しないため、肥料も必要ありません。

植え替えるタイミング

モンステラは成長期にどんどん成長していく植物なので、植え替えペースが2年おきぐらいが適しています。

以下のような状況の場合、植え替えのサインです。

  • 2年以上植え替えをしていない
  • 鉢が根でパンパン状態になっている
  • 鉢底から根が出ている
  • 葉が黄色くなってきた
  • 水やりをして水の浸透スピードが遅い
  • 水やりをしているので葉が萎びている
  • バランスが悪くなり鉢が倒れるようになった

モンステラの植え替えは成長期前の5月~6月頃が適しています。

植え替えの際は一回り大きめのサイズの鉢を準備しますが、もしこれ以上大きくしたくないという場合は鉢替えの方法もあります。

同じ鉢の大きさで太い根の部分は残し、細い根の黒くなっている部分と密集している根を含め半分くらい減らして植え直す方法です。植え替えた後はたっぷり水やりをしましょう。

剪定方法

モンステラは成長が早く、大きくなりすぎて邪魔だと感じる事もあるかもしれません。剪定を行う場合は、成長期前の5月~6月あたりがおすすめです。

剪定は葉の根元から切ってしまって構いません。

剪定の注意事項としてモンステラにはシュウ酸カルシウムが含まれています。手に触れると肌トラブルの原因にもなりますので、剪定時は汁が肌に触れないように軍手、ゴム手袋をした方が良いでしょう。

モンステラの選び方

モンステラを買う時は葉が緑で張りのある元気が良い株を選びましょう。

外注は葉の裏側や枝の付け根などに付きやすいのでよく観察します。また、葉にシミがや枯れが目立つ株も避けた方が無難でしょう。

大型種の定番モンステラ・デリシオーサ

小型で人気のヒメモンステラ

モンステラは大きくなるので置き場所に困るという方はヒメモンステラもおすすめです。小さくてもモンステラらしい姿をしていてお洒落な観葉植物です。

モンステラの増やし方

モンステラの増やし方は代表的なものが二つあります。

1つは挿し木です。

葉を2枚程度残して茎をカットし挿し木を作り、水につけ発根するまで待ちます。発根し始めたら土に植え土の乾燥具合に注意しながら水やりをし管理します。

この時、葉を半分程度カットして葉からの蒸散を防ぐと上手くいきやすいです。

もう1つの方法は茎伏せです。

1節ずつ節が残る様に切り分けて葉は付け根から落とし、土の上に茎を寝かせて置きます。この時、市販の挿し木用の土を使うと成功しやすいです。

挿し木よりも時間がかかりますが、挿し木より多く取れるので、沢山増やしたい場合はこちらがおすすめです。

モンステラの病気や付きやすい害虫

モンステラは下記の病気、害虫に気を付けます。

病気 スス病、立ち枯れ病、炭疽病、うどんこ病
害虫 ハダニ、カイガラムシ、アブラムシ、ナメクジ、バッタ、ダンゴムシ

かかりやすい病気

春と秋に湿度が高いと立ち枯れ病になる事があります。風通しが良い環境で育てるようにしてください。

カビが原因のうどんこ病は葉に白いカビのような斑点が出来、炭疽病も茶色い斑点が出来てきます。病変部はすべて取り除き、殺菌剤で対応する方法があります。

すす病はカイガラムシやアブラムシが原因となる事が多いです。

べたつきがある場合はカイガラムシの糞の可能性が高いので、虫がついていないかも確認して虫の駆除をしてから病変部を取り除きましょう。

付きやすい害虫

ナメクジ、バッタ、ダンゴムシからの食害に遭う事がありますので、見つけ次第駆除します。特にベランダで管理している時は注意してください。

カイガラムシやアブラムシはすす病の原因となりますので、見つけ次第駆除した方が良いです。

アブラムシはセロテープを使う、カイガラムシは硬めの歯ブラシを使うと落としやすいですが、殺虫剤で駆除する方法も可能です。

葉が乾燥しやすい時期はハダニも付きやすいので、普段から乾燥しないように葉水を与えると対策になります。

モンステラの樹液には注意

モンステラの樹液や果実に含まれるシュウ酸カルシウムには注意が必要で、触れると皮膚がかぶれたり炎症を起こすことがあります。

沖縄等の南国では果実が食用に販売されてるところもありますが、食べすぎないようにしましょう。

危険なので、小さい子どもや犬や猫などのペットが誤って口にしないように気を付けましょう。

モンステラの果実と食べ方

モンステラ・デリシオーサの果実は熟すと食べられる
モンステラ・デリシオーサの果実

モンステラはデリシオーサの実に限り果実を食べる事が可能です。

デリシオーサ(英語表記:Deliciosa)の名前の由来はデリシャス(Delicious)から来ているそうで、パイナップルとバナナを合わせた味がするそうです。

ただし、モンステラはサトイモ科の植物だけあり果実にもシュウ酸カルシウムが含まれています。

しっかり熟した実であればこれが軽減されるようですが、人によっては強くエグミを感じたり胸焼けを起こしたりするとか。合わないと思ったら味見だけにして食べるのを止めたほうが良さそうですね。

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