モンステラの育て方

観葉植物

大型観葉植物の中でも特に人気のあるモンステラの育て方をまとめているページです。

モンステラは切れ込みが入る大きな葉が特徴的で、南国をイメージさせるエキゾチックな見た目が人気の理由です。モンステラは強くとても丈夫な植物のため初心者の方にもおすすめです。ボリュームもあり存在感のインテリアグリーンともなります。

このページではモンステラの基礎知識や、上手に育てるポイントを紹介しています。

スポンサーリンク

モンステラの特徴

モンステラの和名はホウライショウといい、サトイモ科モンステラ属で熱帯アメリカが原産の植物です。

モンステラは乾燥にも比較的強く耐陰性もありますが耐寒性はあまりないです。一年を通して緑色の葉を付ける常緑性の植物です。

原産地では樹木によじ登る蔓性の植物で、7~8mかそれ以上にもなり大型化します。ただし、観賞用に流通するものでは30cm~2mほどの育てやすいサイズの鉢植えが売られています。

成長により葉の形が変化するのが特徴で幼いうちは切れ込みはなく丸い形ですが、成長とともに全体に切れ込みが入り深く裂けたようになってきます。ただし、ヒメモンステラのような小さいうちからでも切れ込みが入る品種も存在します。

モンステラは花が咲き果実も出来ますが鉢植えだと難しいでしょう。葉や果実は温室のある植物園などに行くと見る事ができます。

基本データ

難易度 簡単
流通名 デリシオーサ、アダンソニー、姫モンステラなど様々な品種が流通している
成長速度 早い
花・種 仏炎苞の白い花が咲く、実は食用となり美味とされる
日照量 耐陰性はあるが日当たりの良い場所を好む
温度 高温には強いが低温には弱い
湿度 湿度は高い方が好ましい
花言葉 うれしい便り、壮大な計画、深い関係

モンステラが好む環境

周りを覆い尽くすように葉を広げるモンステラの大きな株

日当たりと置き場所

強すぎる直射日光を当てると葉焼けしてしまうので、直射日光の当たらない明るい場所に置きましょう。

耐陰性はありますが、暗い日陰で育てると茎が弱々しくなってしまいます。リビングなどで大きな窓の傍に置くのもいいですが、カーテンなどで直射日光が当たらないように工夫しましょう。

春や秋などの日差しのやわらかい、穏やかな季節であればベランダでも育ちます。夏は直射日光の当たらない明るい日陰を探してモンステラを置きましょう。

耐寒性があまりないので、秋でも15度を下回るようなときは室内に入れて保護しましょう。

屋内で育てる場合

屋内であれば、できるだけ直射日光の当たらない明るい日陰がいいでしょう。いくら耐陰性があると言ってもずっと日陰に置いておくと元気もなくなります。

日当たりが悪いと光合成が出来ずに水の吸い上げも悪くなります。水やり後、数日間土が湿っているようであれば、その場所はモンステラに適さない場所なので置き場所を再検討しましょう。

屋外で育てる場合

屋外で育てる場合は直射日光の当たらない明るい場所に置くのがすすめです。

太陽の光はとても強いので葉に直射日光が当たってしまうとすぐ葉焼けします。また、室内で育てていたモンステラをいきなり外にだすとすぐ葉焼けを起こすので、外に移す場合は徐々に外の環境に慣れさせていく事が大事です。

モンステラは耐寒性が無いので気温が15度を下回ってきたら屋内へ入れた方が良いですが、東京では大きく成長したモンステラ・デリシオーサが年中外に置かれているのを見かけます。

直接霜や雪が当たらない事が条件ですが、関東圏位であれば徐々に慣らせばモンステラ・デリシオーサは順応できるようです。

温度・湿度

もともと高温多湿の熱帯が原産地のため暑さには強く、湿度も高い方が好みです。

ただし、寒くなってくると弱ってしまい5度以下になると枯れてしまいますので気を付けましょう。

用土

モンステラを育てるには水はけの良い土を使うのがおすすめです。

市販の観葉植物用の土を使うのが簡単で初心者にもおすすめですが、もし自分でブレンドする場合は赤玉土7、ピートモス3の割合で配合するのが良いでしょう。ピートモスの代わりに腐葉土でもいいですが、腐葉土はカビやすくコバエも湧きやすいので室内だと使いにくいです。

水はけをよくしたい場合はさらに川砂を2割ほど混ぜましょう。また、遅効性の化成肥料も適量混ぜ込んで置きましょう。

モンステラを上手に育てるコツ

斑入りのモンステラは人気が高いが非常に高価な観葉植物
斑入りのモンステラ

水やり

鉢植えの土の表面が乾いた時が水やりのタイミングになりますので、そうしたら鉢底から水がたくさん出てくるくらいに水をあげてください。

夏はすぐに土も乾いてしまうのでこまめに水やりをする必要があります、土と葉の様子を観察してしおれ気味にならないように管理しましょう。

冬はあまり水を必要としませんので、土の表面が乾いてから2~3日してから水をあげましょう。様子を見ながら水やりをして、もし足りないようであれば水を追加してください。

葉水

モンステラは適度な湿度を好むので、霧吹きによる葉水は効果的です。表面だけでなく裏面もしっかり霧吹きしてあげると害虫予防にもなります。

春から秋にかけての成長期であれば水やりのタイミングや、空気が乾燥していると感じたタイミングで葉水を与えます。

温かい室内で育てている場合は冬場でもたまに葉水をした方が良いですが、廊下など冷え込む可能性がある場所では不要です。

また、モンステラの葉は広く大きいので表面にホコリが溜まりやすいです。汚れが気になったら霧吹きを吹きかけてホコリを洗い流してあげましょう。

肥料の与え方

モンステラは成長期の春~夏にかけて肥料を与えます。液体肥料を使う場合は水やりのタイミングで与え、遅効性の肥料を混ぜ込んである場合は特に不要でしょう。

成長が緩慢になる秋~冬にかけては肥料をやるのは控えましょう。冬場はモンステラの成長もほぼ止まってしまうため肥料をあげる意味がありません。

モンステラの選び方

モンステラを買う時は葉が緑で張りのある元気が良い株を選びましょう。

外注は葉の裏側や枝の付け根などに付きやすいのでよく観察します。また、葉にシミがや枯れが目立つ株も避けた方が無難でしょう。

大型種の定番モンステラ・デリシオーサ

小型で人気のヒメモンステラ

モンステラは大きくなるので置き場所に困るという方はヒメモンステラもおすすめです。小さくてもモンステラらしい姿をしていてお洒落な観葉植物です。

モンステラの増やし方

モンステラの増やし方は代表的なものがふたつあります。

1つは挿し木です。

挿し木の時は葉を2枚から4枚残しますが、バランスが悪いようであれば倒れてしまうので、支柱を付けるなどの工夫が必要です。

根が張るまでは乾燥しないように水あげ続けましょう。

葉がもう2~3枚増えて値がしっかり張ったころにまた新しい鉢へ移します。

もう1つは茎伏せです。

葉のついていない短く切った茎を土の上に寝かせるように置きます。

挿し木よりも時間がかかりますが、多く増やすことができます。

モンステラの植え替え

モンステラは成長が早いですし、植え替えは2年に一度くらいが適しています。

鉢や根の様子を見ながら、根が鉢の底から出てきたり、鉢が窮屈そうだと思ったら、植え替えの時期です。

サイズは今より一回り大きい鉢を用意して、観葉植物専用の土を使うといいでしょう。

時期は5月~6月頃に植え替えます植え替えたら水受け皿に水があふれるくらいにしっかりお水をあげましょう。

病気・害虫

乾燥している室内ではハダニが発生しやすいです。

霧吹きなどで水を吹きかけ乾燥を防ぐことで、ある程度予防することができます。

その他にもカイガラムシ、アブラムシ、ナメクジ、バッタ、ダンゴムシがつくことがあります。

カイガラムシは黒スス病を、アブラムシはスス病などのウィルス病を媒介するので、見つけたら早めに駆除しましょう。

葉の表面がべたべたしていたら、カイガラムシの発生しているサインなので、見つけたたら直ぐにいらない歯ブラシなどでこすって落としましょう。

ナメクジ、バッタ、ダンゴムシは食害を引き起こし、気が付くのが遅ければ、すべて食べられてしまうということにもなりかねません。

ベランダなどで育てる場合はこれらの虫に注意しましょう。

モンステラの樹液には注意

モンステラの樹液や果実に含まれるシュウ酸カルシウムには注意が必要で、触れると皮膚がかぶれたり炎症を起こすことがあります。

沖縄等の南国では果実が食用に販売されてるところもありますが、食べすぎないようにしましょう。

危険なので、小さい子どもや犬や猫などのペットが誤って口にしないように気を付けましょう。

モンステラの果実と食べ方

モンステラ・デリシオーサの果実は熟すと食べられる
モンステラ・デリシオーサの果実

モンステラはデリシオーサの実に限り果実を食べる事が可能です。

デリシオーサ(英語表記:Deliciosa)の名前の由来はデリシャス(Delicious)から来ているそうで、パイナップルとバナナを合わせた味がするそうです。

ただし、モンステラはサトイモ科の植物だけあり果実にもシュウ酸カルシウムが含まれています。

しっかり熟した実であればこれが軽減されるようですが、人によっては強くエグミを感じたり胸焼けを起こしたりするとか。合わないと思ったら味見だけにして食べるのを止めたほうが良さそうですね。

タイトルとURLをコピーしました