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【野草】ヒメジョオンの食べ方・旬や自生場所、特徴や見分け方などを解説

食用可能な植物

郊外から都市部まで様々な場所で花を咲かせている雑草、ヒメジョオンの食べ方を紹介しているページです。

ヒメジョオンは同じキク科の雑草のハルジオンとよく混同され、見た目や自生場所が似ているため間違われやすいです。ただし、両者はどちらも食用可な雑草ですので間違えて食べてしまっても大丈夫です。

下記ではヒメジョオンの特徴や食べ方、ハルジオンとの見分け方等をまとめています。

ハルジオンの基本データ(旬・食べ方や味)

フキノトウのような独特の風味

可食部

若い葉、芽、花

認知レベル

雑草として扱われている

名称 ヒメジョオン(姫女菀)
別名 ヤナギバヒメギク
分類 キク科ムカシヨモギ属
学名 Erigeron annuusL
原産地 北アメリカ
分布 日本全国に分布
5月~8月頃
食べ方 天ぷら、おひたし、和え物 等
自生場所 道端、空き地、土手、畑 等

ヒメジョオンの旬

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ヒメジョオンの採り方

ヒメジョオンは6月あたりから花が咲き出します。花が咲く前の若芽や、柔らかい葉の部分を選んで収穫すると食べやすいです。

手で簡単にちぎれる部位を選んで収穫します。

ヒメジョオンの味

キク科の植物特有の若干の苦みを感じますが、風味とあいまっておいしく食べられます。

食べる際に繊維質が気になる場合もあるので、おひたしにする際は細かく刻むと食べやすいです。

ヒメジョオンの下処理

天ぷらにする場合は特に下処理の必要はなくそのまま調理に使えます。

おひたしや和え物に使用する場合は、一度下茹でをして水にさらした後に使うと良いです。

ヒメジョオンの見分け方と特徴

特徴 ハルジオン同様に道端など人が生活しているエリアで見かける雑草。種の寿命が35年もあるだけあって繁殖力が強く、群生している例が多いです。見分けのつきにくいハルジオンとは花の咲く時期の違いがあり、ヒメジョオンは初夏から秋にかけて花を咲かせる特徴があります
高さ 50cm~150cm程度
花の形と色 白または薄紫色の舌状花冠ぜつじょうかかんは、ハルジオンに比べ太目で本数も少ないです
果実・種子 受粉しなくても綿毛の付いた種をつけます
葉の根元部分は細まっており、細長い形の葉をつけます
茎の内部は白く詰まり、空洞になっていないという特徴でハルジオンとの見分けが出来ます
似ている植物 ハルジオン(同様に食用可能)、ヘラバヒメジョオン
毒性・注意事項 キク科の植物なので、キク科のアレルギーのある人は注意してください

ヒメジョオンの花や葉、茎

ヒメジョオンとハルジオンの違い、見分け方

ハルジオン
ヒメジョン

ハルジオンに良く似た植物にヒメジョンという植物があります。どちらも食べられるので間違えて食べても問題は無いのですが、簡単な見分け方は下記になります。

  • ハルジオンの花びらは糸状で、ヒメジョンの花はそれよりやや太い
  • ハルジオンの花は4~7月頃に咲き、ヒメジョンの花は6~10月頃に咲く
  • ハルジオンの茎は中が中空なのに対し、ヒメジョンの茎は綿のような物が詰まっている

また、ハルジオンの特徴や食べ方等は下記ページに掲載しています。

【野草】ハルジオンの食べ方・旬や自生場所、特徴や見分け方などを解説
ハルジオン(春紫菀)の食べ方や味を紹介しているページです。ハルジオンはキク科の植物で道端や空き地などで見られるごく一般的な雑草です。花は意外と綺麗なのですが「ビンボウグサ」という不名誉な別名で呼ばれる事もあります。このページでは食べ方の他に、ハルジオンの特徴や見分け方、旬の時期や採集方法などを解説しています。
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