ツユクサの食べ方を紹介しているページです。
ツユクサの基本データ(旬・食べ方や味)
味
癖がなく食べやすい
可食部
若葉、花
認知レベル
雑草として認知されている
名称 | ツユクサ(露草) |
別名 | ホタルグサ、チンチログサ、アオバナ、ツケバナ、ツキクサ、ボウシバナ |
分類 | ツユクサ科ツユクサ属 |
学名 | Commelina communis |
原産地 | 日本等アジア全域、アメリカ東北部、ロシア |
分布 | 世界中に広く分布、日本では北海道、本州、四国、九州 |
旬 | 4月から6月頃 |
食べ方 | 天ぷら、おひたし、和え物、炒め物 |
自生場所 | 土手、空き地、農耕地 |
ツユクサの旬
月 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
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旬 |
ツユクサの採り方
4月~6月あたりに出てきた若芽を摘み取ります。
新しく出てきた部分は葉も茎も食用可能です。 どこまで食べられるかという目安としては、手で簡単に摘み取れる程度の柔らかさかどうかで判断すると簡単です。
ツユクサの味
ツユクサはアクが少なく、クセも少ないので数少ない食べやすい野草の一種。 食べていても野草とは思えないぐらいの味です。
味自体がとても淡白なので、色々な調理法、味付けにも合うのがツユクサの特徴ともいえます。
ツユクサの下処理
ほとんどアクやクセが少ないので、そのまま天ぷらや炒め物に使用しても大丈夫です。
おひたしや和え物の時は、サッとゆでて水にさらす程度の処理でも問題なく利用できます。 他の用途で使う場合も、同様の処理をして調理してください。
ツユクサの見分け方と特徴
特徴 | 日当たりの良い場所に自生しており、日本では昔から馴染みのある草としても知られ、万葉集にもツユクサは登場しているほど。 茎から根を出しながら増えていくので繁殖力が強いです。 |
高さ | 20㎝~30㎝程度 |
花の形と色 | 1.5㎝程度、花びらは3枚で構成された青色の花を咲かせるのが特徴的、ツユクサの花は朝方にしか咲かず、昼頃になるとしおれてしまいます。 |
果実・種子 | 2㎝程度の褐色の種が出来る他、地中にも閉鎖花をつけ種を残します。 |
葉 | ツユクサの葉は先がとがった笹の葉の様な形をしています。 |
茎 | ツユクサの茎は縦にも伸びますが、横に這う様に成長しつつ根を張っていく場合もあります。 |
似ている植物 | トキワツユクサ(食用には不向き)、オオトキワツユクサ(食用には不向き)、シマツユクサ、ムラサキゴテン(園芸品種、同じく食べられる) |
毒性・注意事項 | トキワツユクサ、オオトキワツユクサは食用としての報告がありません。ツユクサより葉がやや短めな傾向がありますが、見分けが難しいです。 |