春の七草の一つでもある食べられる雑草、ハコベの食べ方を紹介しているページです。
ハコベは春から秋頃まで見つける事の出来るポピュラーな野草で、小鳥の餌として利用されたりもします。
ハコベの基本データ(旬・食べ方や味)
味
クセが無い
可食部
若い葉、茎、花、蕾
認知レベル
雑草として扱われている
名称 | ハコベ(繁縷、蘩蔞) |
別名 | コハコベ、ミドリハコベ、ハコベラ、アサシラゲ、ヒヨコグサ、スズメグサ |
分類 | ナデシコ科ハコベ属 |
学名 | Stellaria media |
原産地 | ユーラシア |
分布 | 日本全国に分布 |
旬 | 3月~4月頃 |
食べ方 | 七草がゆ、天ぷら、おひたし、汁物の具 等 |
自生場所 | 道端、畑、空き地 等 |
ハコベの旬
月 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
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旬 |
ハコベの採り方
葉も茎も食べられるので、若い芽の部分を選んで収穫してください。茎芽の部分は繊維質も少ないので食べやすい特徴があります。
後々育てて収穫を期待するのであれば、根本を5cm程度残してはさみで切って収穫します。
ハコベの味
ハコベはクセが少ないので食べやすい野草です。下処理したハコベはシャキシャキとした食感が楽しめます。
若い芽の柔らかい部分は、生食で食べられる事もでき、サラダのトッピングとして利用する事も可能です。
ハコベの下処理
ハコベは生食が出来るくらいあくが少ない雑草としても知られていますが、一般的に塩ゆでをしてあく抜きします。
塩水に2~3分ほど茹で、ざるに開け冷水にさらして軽く絞り、余分な水分を出してから調理に利用してください。
ハコベの見分け方と特徴
特徴 | ハコベは畑や道端など、どこにでも生えており、荒れ地にも生える強い繁殖力を持っています。プランター内でグランドカバーの様に増えていったり、地面に這うように葉茎をのばして成長、繁殖していきます |
高さ | 10cm~30cm程度 |
花の形と色 | 小さな白い五弁花を咲かせます |
果実・種子 | ハコベの種はさく果タイプで、熟してきたら下部が避けて小さな茶色い種が下にこぼれ落ちます |
葉 | 葉は卵型の葉で互生に生え、ミドリハコベの方が若干葉先がとがっている見た目です |
茎 | 若い部分の茎は葉と同じ若緑色で、コハコベに関しては、茎部分の色が赤っぽく変わってくる例もあります |
似ている植物 | ウシハコベ、サワハコベ、ノミノフスマ、イヌハコベ、ミヤマハコベ、ネバリノミノツヅリ |
毒性・注意事項 | ハコベは種類が多く、一般的には食用として利用する種類はミドリハコベやコハコベ、ウシハコベの事を指します。 他のハコベの種類は食用としても確認されていない場合も多いので、食用として利用する場合はコハコベやミドリハコベ、ウシハコベを選ぶと良いでしょう。 |