マリーゴールドの育て方

黄色やオレンジ色の花がとても鮮やかなマリーゴールドの育て方をまとめたページです。

花壇を彩るのに欠かせないマリーゴールドを上手に育てるポイントや増やし方など次項でご紹介していきます。

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マリーゴールドの特徴

マリーゴールドはメキシコや中央アメリカなどを原産とするキク科マンジュギク属に分類される一年草です。春に種をまくと4月から12月頃にかけて花をつける開花期の長い草花です。

黄やオレンジなどの鮮やかな花びらを重ねるように咲かせるマリーゴールドはよく目立ち、ボリュームもあるため庭や花壇、玄関先を華やかに彩ります。

暑さに強く、夏の間も次々と花を咲かせる丈夫な植物なので、初心者でも栽培しやすく人気の高い花です。

英名のマリーゴールドには「聖母マリアの黄金花」という意味があります。日本へは江戸時代に渡来し「マンシュンギク」などの名称で親しまれてきました。

独自の香りと菌を持ち、害虫を寄せ付けません。花壇や畑に植える「コンパニオンプランツ」としても利用されています。

基本データ

難易度 易しい
流通名 マリーゴールド、マンシュンギク
成長速度 速い
花・種 4月~12月に黄色やオレンジの花が咲きます
日照量 日光を好むため日当たりのよい場所に置きます
温度 日本の夏の暑さにもよく耐える草花です
湿度 加湿が苦手なので水の与えすぎには注意します
花言葉 勇者、可憐な愛情、健康(黄)、予言、真心(オレンジ)

マリーゴールドが好む環境

日当たりと植えるのに適した場所

マリーゴールドは日当たりと水はけのよい場所を好みます。日照不足になると株が弱々しく育ってしまい花付きが悪くなります。

耐寒性に優れており、日本の暑さにもよく耐えますが、品種によっては30℃以上になると花が咲きにくくなります。鉢植えのマリーゴールドは、風通しがよく熱が溜まらない場所に移すのがおすすめです。

マリーゴールドは一年草のため冬になると自然に枯れます。翌年も育てたい場合は新しく種や苗を購入して植え付けるので、防寒対策は特に必要ありません。

地植えにする場合、あまり土質を選びません。土が痩せている場合は、種や苗を植え付ける1~2週間前までに堆肥や腐葉土などを加えて土を作っておきましょう。

植え付け時に有機質の土壌を作っていれば、特に追肥は必要ありません。窒素分の多い肥料を与えすぎると葉はよく茂りますが花付きが悪くなります。

温度・湿度

マリーゴールドの生育適温は15~20℃程度です。夏の暑さに強く、冬場も軽い霜であれば耐えられます。

ただし、気温が30℃を超えると花付きが悪くなる品種もあるので、真夏は風通しのよい場所に置いて熱がこもらないようにします。

冬には枯れてしまう一年草なので、特に防寒対策の必要はありません。ただし、近縁種の「レモンマリーゴールド」はマイナス10℃まで耐えるため、戸外での冬越しが可能です。

マリーゴールドは過湿に弱い植物です。風通しをよくするため、梅雨明けの7月と夏を越えた9月の2回、草丈の1/2ほど切り戻しをおこなうと花を長く楽しめます。

用土

マリーゴールドは土の過湿を嫌います。土の中が常に湿った状態になると根腐れを起こしてしまうので、用土には水はけのよい土を使用してください。

水はけがよければ土質はあまり選びませんが、鉢植えの場合、赤玉土7:腐葉土3などの割合で混ぜた土がおすすめです。園芸店で販売されている草花用の培養土でもかまいません。

地植えのマリーゴールドには有機質に富んだ土壌が適しています。種や苗を植え付ける1~2週間ほど前に堆肥や腐葉土などをすき込んでおきましょう。

マリーゴールドを上手に育てるコツ

水やり

マリーゴールドは土の過湿を嫌うので、乾燥気味の状態を保つのが元気に育てるコツです。

鉢植えの場合は、土の表面が白っぽく乾いたらたっぷりと水を与えます。鉢底から流れ出るくらいの量が目安です。

花や蕾が傷まないようなるべく株元に水を注ぐようにしますが、気温が高く乾燥する時期は害虫が発生しやすいため、夕方以降の涼しい時間帯に葉にも水をかけるとよいでしょう。

地植えのマリーゴールドには基本的に降雨のみで問題ありません。ただし、晴天が続くなど極度に乾燥しているときは朝か夕方の涼しい時間に水やりをします。

肥料の与え方

地植えのマリーゴールドには、植え付けの前に堆肥や腐葉土をすき込んで有機質に富んだ土壌を作っておけば、特に追肥の必要はありません。

次々と花を咲かせる植物なので、鉢植えの場合は肥料切れしないよう定期的に肥料を与えましょう。

花をつける4~7月と9~10月の間に規定の濃度に薄めた液体肥料を1週間に1度のペースで水やりの代わりに施します。

ただし、肥料に含まれる窒素分が多いと花付きが悪くなるので注意してください。

冬越し

マリーゴールドは春から秋にかけて開花し、冬には枯れてしまう一年草なので、冬越しの対策は特に不要です。

品種によっては寒さにも比較的強く、軽い霜が降りる程度では枯れないこともありますが、基本的には真冬になると花の時期は終わります。

ただし、冬でも気温が15~25℃になるような暖かい地域で育てている場合は、冬を越すこともあります。

また、近縁種のミントマリーゴールドやレモンマリーゴールドはマイナス5℃まで耐えるため、冬越しが可能です。

マリーゴールドの選び方

マリーゴールドの苗を購入する際は、葉色や花色が鮮やかで、茎がしっかりとしているものを選びます。

必ず葉の裏までチェックして、ハダニやアブラムシなどの害虫が付いていないか確認してください。害虫が付着した苗を買ってしまうと後になって株が弱ってしまいます。

マリーゴールドの増やし方

マリーゴールドは種まきと挿し木によって増やすことができます。

通常は花が咲き始めたら花付きをよくするため花がらを摘みますが、種を採取する場合は花がらは摘まず、種を育てます。

花の根元の部分が茶色に枯れてきたら種を採取するタイミングです。花ごと摘んで乾燥させましょう。湿気を防ぐため、翌年の春まで花のまま保管するか、採取した種を封筒などに入れておきます。

種まきの適期(3~5月)になったら、土をセルトレーなどに入れ、水に一晩つけた種を1粒ずつまきます。発芽したら鉢や庭へ植え替えてください。

マリーゴールドの挿し木は、花芽のついていない茎を6~7cmほどのところで切り取り、挿し穂にします。

下葉を取り除いて切り口を水に2~3時間つけたら、土を入れた育苗ポットへ挿し込みます。本場が数枚出てきたら、新しい鉢や庭へ植え付けましょう。

マリーゴールドの植え替え

マリーゴールドは冬になったら枯れてしまう一年草なので、植え替えの必要はありません。翌年の春になったら種や苗から新しく育てます。

市販のポット苗から鉢や庭に植え替えるときは、深植えにならないよう注意してください。また、4月~6月頃が苗の植え付けの適期ですが、寒冷地では霜が降りる心配がなくなってから植え替えるようにします。

根を植え替える際にはとくに支柱は必要ありませんが、ボリュームのある八重咲きの花を付けるアフリカン・マリーゴールドなどの品種は、花の重みにより茎が折れることもあるので、ある程度の大きさになったら支柱を立てましょう。

病気・害虫

マリーゴールドがかかりやすい病気には「立ち枯れ病」があります。

立ち枯れ病は、苗の段階で特にかかりやすい病気です。発症すると葉や茎に斑点が現れ、進行すると植物全体に病斑が広がります。

生育が著しく悪くなり、立ち枯れの状態になります。種や苗を植え付ける土には清潔なものを使用しましょう。

症状を見つけたら被害箇所を早めに切除し、枯れ落ちた葉も処分してください。被害が大きい場合は薬剤を吹きかけて殺菌します。

マリーゴールドにつきやすい害虫にはアブラムシやハダニ、ヨトウムシがいます。

アブラムシやハダニは植物に寄生して養分を吸汁し、株を弱らせる害虫です。発見次第、霧吹きや粘着テープで取り除くか、数が多い場合は殺虫剤を吹きかけて駆除してください。

マリーゴールドの毒性や危険性について

キク科の植物のマリーゴールドには毒がありません。

マリーゴールドはハーブティーとしても飲まれていて古代エジプトでは若返りの薬とされていました。

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