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ドラゴンフルーツの育て方

フルーツ

真っ赤で独特の形をした果実が特徴的なドラゴンフルーツの育て方をまとめているページです。

ドラゴンフルーツはサボテンの一種で、カラフルな見た目からは想像ができない繊細な味でとても美味しい果物です。

このページではドラゴンフルーツを育てるポイントについて解説しています。

ドラゴンフルーツの特徴

メキシコ等の中南米エリアを原産とする、サボテン科ヒモサボテン属のサンカクサボテンの実の総称がドラゴンフルーツです。

原産は中南米ですが、東南アジアやイスラエルでも栽培されており、日本でも沖縄や奄美で栽培、出荷されています。日本ではドラゴンフルーツと呼ばれていますが、海外ではピタヤと呼ばれています。

実の中の果肉もホワイト、レッド、ピンク、外皮がイエロー(中身は白)と複数種類があります。ホワイトはさっぱりとした味でレモンを絞って食べても美味しいです。レッドはホワイトよりは甘いですが優しい甘さです。ピンクは高価ですが一番甘いと言われています。

スーパーでベトナム産の物が出回っているのをよく見ますが、甘いドラゴンフルーツなら沖縄産の赤やピンクがいいと思います。大玉程美味しい傾向にあります。

アントシアニンをはじめとしてリン酸やポリフェノール・食物繊維・カロチン・カルシウム・鉄といったビタミン、ミネラル類を豊富に含まれている点にも注目。ハワイではアサイーボウルに次ぎピタヤボウルが注目されており、フルーツ感覚で食べるだけでなく、健康食品感覚で食べる人も増えてきています。

基本データ

難易度 やや難しい
流通名 ドラゴンフルーツ、ピタヤ
成長速度 種まきから3年、苗を植えた場合は1、2年で実がつく様になります
花・種 白い花を咲かせ、実の中に小さな黒ゴマ状の種がたくさんできます
日照量 日なたを好む
温度 生育適温25℃~30℃
湿度 若干湿度があっても平気だが、多湿は病気の原因になる
花言葉 燃える心、永遠の星

ドラゴンフルーツの花・蕾

ドラゴンフルーツは月下美人に良く似た花を咲かせます。

こちらはドラゴンフルーツの蕾です。

ドラゴンフルーツは実だけでなく蕾も食材として利用されます。ヌメリがあり炒め物や天ぷらで食べると美味しいそうです。

ただし、食材としてはメジャーではないのでドラゴンフルーツの栽培が行われている地域じゃないと入手が難しいと思われます。

ドラゴンフルーツが好む環境

日当たりと植えるのに適した場所

ドラゴンフルーツは水はけがよく、日当たりも良い場所を選んで植えます。屋外やベランダ栽培共に注意したいのは成長が早くかなり大きくなる植物ですので、たっぷりとスペースをとれる様にしておくと良いでしょう。

屋外で地植えをする際に複数植える場合は、成長と共に葉が広がっていきますので、株間を1mは空けて植えてください。1本のみ植える場合も、他の植物は1mは間隔が開く様に意識しておくと良いでしょう。

ベランダで鉢植えをする場合も日当たりが良い場所、そして風通しが良い場所に置いてあげてください。成長と共に茎が伸び葉がたくさん茂り広がっていきますので、他の植物への影響がない様に配慮しておくと良いでしょう。

温度・湿度

ドラゴンフルーツの栽培において注意したいのは温度です。一般的にサボテンの仲間で温度が高い地域に生息していた種類のため、生育適温が25℃~30℃と暑さには強い傾向があるのですが、寒さには弱いです。

体幹温度が3℃までと考えられており、0℃以下になると枯れやすくなります。そのため、冬時期の管理では、地植えの場合はビニールハウスでの栽培管理や鉢植え管理での栽培の場合は室内に移動して管理するという方法がおすすめです。

湿度に関しては、若干の湿度環境は耐えられますが、多湿が続く環境は病気の原因となりやすいので風通しが良くなる様に管理をしていきましょう。

用土

ドラゴンフルーツはサボテンの仲間なので土壌は水はけが良いところを好みます。

土を作る場合は、小粒の赤玉土7:腐葉土3の割合をベースに川砂や腐葉土、バーミキュライト等を2割~3割程度混ぜた土を作ると良いです。

ベランダでの栽培の場合は、20㎝程度の深さのある鉢を選び、植え付けます。土は混ぜて作るのが面倒な場合、市販のサボテン用の土を利用しても良いです。根を浅く張る特徴があるので、植え付けの際は浅く植え付けましょう。

ドラゴンフルーツを上手に育てるコツ

種から発芽したドラゴンフルーツの芽
発芽したドラゴンフルーツの芽

水やり

ドラゴンフルーツへの水やりの目安は、土の表面が乾いてからたっぷりと与えます。とはいえ、サボテンの仲間なので毎日頻繁に水やりが必要にはならない例が多く、夏場でも3日に1回程度水やりする程度です。

気を付けたいタイミングは、実がついている時。実が赤くなってきたあたりから水やりを控える様にすると甘くなる傾向があります。

冬の時期に水やりをすると環境によっては枯れてしまう原因となる場合もあります。気温が5℃以下になる日が続いたら断水をして冬超しをする必要があります。

肥料の与え方

最初に植え付ける際に、緩効性固形肥料を混ぜ込んでおくと元肥として役立ちます。

植え付け後も肥料を与えた方が実の付き具合は良くなります。3か月から4か月おきに油粕や魚粉、鶏糞といった有機肥料を与え、薄めた液肥も1か月~2か月おきに与えます。5月頃に花を咲かせる目的で緩効性固形肥料を利用するのもおすすめです。

ドラゴンフルーツは化成肥料を使うより有機肥料を定期的に与えた方が花実の付きが良くなります。液肥は化成肥料は窒素、カリウム、リン酸の割合が均等なものを選ぶと良いでしょう。

冬越し

ドラゴンフルーツの栽培に関しては、鹿児島県や宮崎県の温暖なエリアでビニールハウス栽培をして温度管理をしています。そのため、屋外栽培で冬に5℃以下になる気温が続くエリアでは難しいでしょう。

6℃以下になると休眠するといわれています。0℃以下になると枯れ死してしまいますので、ビニールハウスで5℃を下回らない様に管理をします。

鉢植えでの栽培で移動が可能な場合は、室内に移動させて管理します。この時、8℃以下になったら水やりは行わずに冬超しをしてください。8℃以上の気温環境になったらまた生育管理を再開させましょう。

ドラゴンフルーツの選び方

ドラゴンフルーツの苗は、沖縄や鹿児島、宮崎県あたりのエリアであればホームセンターで販売するタイミングがあります。苗は本葉が2枚以上あれば植え付けに適しています。色が濃く病虫害の影響を受けていない元気な苗を選びましょう。

他の地域でも通信販売で購入する事は可能なので、チェックしてみてください。通信販売だと苗を直接選ぶ事が出来ませんが、白肉種と赤肉種は選べる場合が多いです。白肉種より赤肉種の方が甘みのある果実が出来るのですが、その分値段が高めの傾向があります。

また、別種ですがミニドラゴンフルーツと呼ばれる小さな物もあります。ドラゴンフルーツは大きくなり取り扱いが難しいのでマンション等でならこちらの方がおすすめです。

ドラゴンフルーツの増やし方

ドラゴンフルーツは種から増やす事もできます。果肉の中に小さな種がたくさんできていますので、ざるで濾しつつ種をとっても良いですし、ピンセットで種をとっても良いです。

種まきは10℃以上の気温環境の時に土に植えてたっぷり水やりをするか、濡れたキッチンペーパーの上に種をまいておく方法でも良いです。いずれも1週間程度で発芽します。

他にも挿し木が可能です。挿し木用にカットした葉を乾燥させてから土に挿します。2か月程度様子を見ていると小さな芽が出てくるので、増やす場合は挿し木を利用した方が便利です。

ドラゴンフルーツの植え替え

ドラゴンフルーツの植え替えは、本葉が2~3枚以上出ているあたりが適しています。

成長するにしたがって1m程度の高さになったら周囲にしだれさせる様に仕立てるため、周囲は1m以上の余裕を持たせて植えます。複数植える場合も株間を1m以上は開けてください。

苗のポットと同じ大きさの穴を掘り、植え替えますが、ポイントとして根鉢の土をそのままつけた状態で植え替えた方が株に無理がかかりません。水やりに関しては植え替え後すぐには行わず、植え替えてから数日経過した時点で与える様にしてください。

病気・害虫

ドラゴンフルーツはサボテンの仲間なので比較的病虫害には強い方です。

成長環境によって日光あたりが悪かったり、風通しがあまり良くない時にアブラムシやカイガラムシがつくことがあります。見つけ次第駆除をしてください。

また、ある程度の湿度環境にも対応できる方ですが、多湿状態が続くと立ち枯れ病になる事があります。立ち枯れ病はカビの一種が原因です。

水はけが良い場所で生育して、立ち枯れ病が発生した株は抜き取って処分しましょう。

毒性や危険性について

ドラゴンフルーツはサボテンの一種だけに葉に棘があるので注意が必要です。

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