イチゴの育て方

フルーツ

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イチゴの特徴

イチゴはアメリカ地方原産、バラ科オランダイチゴ属の植物です。

本来は春が旬ですが、ハウス栽培が普及しているおかげで1年中流通しています。木になっておらず草本性の植物となりますので、果物の販売コーナーで見かけはしますが、本来はスイカやメロンと同じ野菜の分類になります。(当サイトでは便宜上、フルーツとしてカテゴリしています)

親株からランナーを伸ばし子株を増やしていく多年草です。良い香りと甘さからスイーツに使われる事が多いイメージですが、ビタミンCも豊富といった一面もあります。

栽培に関してはプランターを利用した栽培も可能です。ただ、栽培はただ育てていればよいというほどでもなく、おいしいイチゴを収穫するには押さえておきたいポイントや気を付けたい部分もありますので、若干、難易度は高くなります。

基本データ

難易度 やや難しい
流通名 イチゴ、オランダイチゴ
成長速度 10月に苗を植えた場合、翌年の春に実をつける事も可能です
花・種 白い花を咲かせ、イチゴの実と思われている花托(かたく)についている粒々の実の中に種が入っています
日照量 日なたを好む
温度 生育適温は17℃~23℃
湿度 乾燥を嫌う
花言葉 幸福な家庭、esteem and love(尊重と愛情)、perfect goodness(完全なる善)

イチゴが好む環境

日当たりと植えるのに適した場所

イチゴを植える場所は日当たりが良くて風通しが良い場所を選ぶ様にします。露地栽培を予定している場合は水はけが良い場所を選んであげてください。雨が降り続いた時に水たまりが出来る場所は避けて植えます。

プランターや鉢を利用して栽培する場合は日当たりが良い場所を選んであげてください。イチゴは午前中に光合成を行って育っていく傾向がありますので、午前中に比較的日がしっかりと当たる場所を探しておいてあげると良いでしょう。

プランターの置き場所で避けた方が良いのが風通しが悪い場所です。エアコンの室外機の風が当たる場所も乾燥状態になるので良くありません。後は夏の強すぎる日差しに当たりすぎてしまうと株自体が弱ってしまう可能性がありますので、夏場は日陰に移動できる様にしてください。

温度・湿度

イチゴの生育適温は17℃~23℃で、比較的涼しめな温度環境を好みます。夏の暑さは苦手なので、プランター栽培で移動できる場合は直射日光が当たらない場所に移動してあげると株も弱りにくくなります。

一方、寒さには比較的強く、冬は休眠して過ごします。

イチゴは乾燥に弱いという一方、じめじめした湿度環境で風通しが悪いと病虫害の原因にもなります。葉が茂りすぎて風通しが悪くなった時に葉かきをするといった風通しが良い生育環境になる様に管理していくと良いです。

用土

イチゴを植え付ける予定の2週間前から石灰を撒いて良く耕しておきます。1週間前には堆肥と元肥を混ぜ込み、更によく耕して畝を立てておきます。地熱を上げるためにマルチシートを利用するのもおすすめです。

プランターや鉢で栽培を行う場合は市販の野菜用培養土を購入して利用するのが便利です。プランターの大きさに関しては深さが20㎝はあるものを使ってください。

1株だけ植える場合は20㎝~30㎝程度の幅でも構いませんが、もし2株植える場合は50㎝~60㎝幅のプランターにして、株間を20㎝は離して植えられる大きさを選んでください。

イチゴを上手に育てるコツ

イチゴの花

水やり

イチゴの水やり管理は乾燥しすぎない、そして多湿状態が続かない様に様子を見つつ与えるのがコツです。

季節によっても水の吸い上げ方に違いがあります。冬時期は休眠しているため、あまり水を必要としません。一方、温かい時期になると多くの水を必要とします。特に花や実をつけている時期は乾燥しない様に意識しておくと良いです。

イチゴは日中、光合成を行っていますので、水やりも朝方に行うのがおすすめです。土が乾いたのを確認してから水やりを行いましょう。

肥料の与え方

イチゴを植え付ける前に元肥を土に混ぜ込んでいる状態なので、植え付けてからすぐに追肥をする必要はありません。追肥は植え付けてから1か月したあたりで化成肥料、もしくは薄めた液肥を与えます。

以降は本格的な寒さが薄れてくる2月あたりに1回、そして3月に入り花が咲き始めたあたりで1回、化成肥料、もしくは液肥を与えます。

化成肥料の場合は1か月に1回程度でも大丈夫ですが、液肥の場合は水やりで流れてしまう事も考えられますので、2週間おきに水やりも兼ねて与えると良いでしょう。

冬越し

イチゴは温室栽培の場合は冬でも休眠させずにそのまま成長や収穫をさせますが、一般的には冬の時期に葉が小さく地上に張りついた見た目のロゼットと呼ばれる状態で冬超しをして温かくなってきたら花を咲かせ実をつける植物です。温度が下がり、日が短くなってきたのを感じて花になる絵をつける花芽分化を行います。

地温を下げすぎない、土の乾燥の防止も兼ねてマルチングをしておきましょう。ワラを下に敷く、マルチシートを敷くと越冬もしやすくなります。雨が降った際の水撥ね防止にもなり、病虫害の予防にも役立つので、マルチングは2月頃に行う様にしてください。

枯れた葉は丁寧に取り除き、土が乾燥したら水やりをする、2月ごろに追肥を行いながら冬超しをしていきます。

イチゴの選び方

イチゴの苗を購入する際は、白い粉がついている見た目だったり虫がついている等、病虫害がない緑が濃い元気な葉を選びます。ランナーの切り残しがついていると植え付けの際の向きを決めやすくなるので、ついているものがおすすめです。

苗の根元部分でもある王冠に似た見た目の部分をクラウンと言いますが、このクラウン部分がしっかりとしているものを選びましょう。

イチゴの増やし方

イチゴは初夏を迎えたあたりから、植え付けた親株から徐々にランナーを伸ばし、子株、孫株を増やしていく事が出来ます。ランナーからできる株を利用して苗を増やしていきましょう。ランナーを経由して伸びてきた子株を別のポットに土を入れ、根付きやすい位置に置いてあげると簡単に根付きます。

ポイントとしては、一番最初に出てきた子株は親株の病気リスク等も受け継ぎやすいので、苗として増やす場合は、2番目以降の子株を利用すると良いでしょう。

種を植える方法もありますが、発芽しにくいので、増やす場合はランナーから株をとる方法がおすすめです。

イチゴの植え替え

イチゴの植え付けをする場合は、20㎝は株間を空けて植えます。育苗ポットと同じ大きさの穴を掘り、ポットの苗は充分に水やりをしておきます。植え付ける際に深さに注意してください。

クラウンは生長点なので植えないでください。かといって浅植えにすると苗が乾燥しやすいので、植える深さには注意したいところです。葉の付け根に王冠に似た見た目の「クラウン」と呼ばれる部分がありますが、クラウンが若干出ている状態で植え付けます。

そしてもう一つ、親株から伸びてきたランナーが残っている場合、このランナーを北側の向きになる様に植えてあげてください。

花芽はランナーと逆に出てきますので、光合成をしやすい南側に花芽が出る事を予想して植えてあげましょう。植え付けたらたっぷりと水やりをします。

病気・害虫

イチゴは休眠中にうどん粉病や炭疽病、灰色カビ病になる可能性がありますので、事前に薬剤散布を行っている例もあります。

ただ、家庭菜園の場合は出来るだけ無農薬で育てたいと考えている人も多くいますので、その場合は、病変があった部分や枯れている部分をこまめに取り除いて対策します。

虫ではヨトウムシやアブラムシがつきやすいので、見つけ次第駆虫してください。

他にも実がつく時期になると鳥に食べられてしまうという被害も考えられます。実がつく前あたりからネットを張って被害を防ぐという方法もあります。

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