ポトスの育て方

観葉植物

ポトスは初心者でも育てやすい人気の観葉植物です。このページではポトスの育て方をご紹介しています。

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ポトスの特徴

ポトスはソロモン諸島原産のサトイモ科のつる性植物です。

熱帯性の植物ですが比較的寒さには強く、挿し木でよく増える為、初心者やベテランを問わず園芸家に人気の観葉植物です。

ポトスと言えば緑の葉に黄色っぽい斑が入るゴールデンポトスが有名ですが、より小型でまるで造花と見間違うよな美しいポトスエンジョイ、原種に近い緑のポトスパーフェクトグリーン等様々な品種が販売されています。

私たちが日常で見かけるポトスのほとんどは幼株で可愛らしい姿をしていますが、本来のポトスは葉が顔を隠せるくらい大きく成長する植物です。一般家庭でポトスを大型化させるのは非常に難しいですが、温かい地方や温室で地植えされたポトスは大きくなりやすいです。

基本データ

難易度 簡単
価格 400円~1,000円程度(3号サイズ)
成長速度 少し遅い
花・種 滅多に咲かず通常の栽培方法ではほぼ見られない
日照量 明るい場所を好みますが耐陰性もあるので様々な場所に飾れます
温度 暑さには強いですが冬は8度以上を保つようにします
湿度 多湿を好みますが根腐れ防止に水はけの良い土を使用します
花言葉 永遠の富、華やかな明るさ

ポトスが好む環境

ポトスの中でも特別小型なポトス・ライムコンパクト

日当たりと置き場所

ポトスは明るい場所が大好きですが直射日光には弱いので葉焼けに注意してください。

屋内で育てる場合

なるべく明るい場所を選んで置いてください。日差しの入る窓際に置く場合は葉焼けを防ぐためにレースカーテン越しの光を当ててあげます。

ポトスは耐陰性のある観葉植物ですので日があまり入らない場所でも育ちますが、暗い場所では少ない光で光合成を行おうとするため葉緑体が増え斑が消えてしまったり、ぼやけてしまう場合があります。綺麗な葉色を保ちたい場合は適度に光に当ててあげるようにしましょう。

また、エアコンの風はポトスを乾燥させてしまうので、風が当たらないように注意しましょう。

屋外で育てる場合

春から秋の間はポトスを屋外で育てる事ができます。

屋外は直射日光が当たりやすいので置き場所によっては遮光ネットや寒冷紗を使い、30%~50%程度の遮光をしてあげるとよいです。

また、屋外は害虫がポトスに付きやすいのでこまめに葉の裏や葉の付け根をチェックしておきましょう。

温度・湿度

ポトスは高温多湿を好む植物ですが、人が快適に過ごせる環境であれば問題なく育ちます。

熱帯性の植物なので高温には強いですが低温には弱いです。5度程度まで耐えられると言われていますが、気温が10度を下回るようであれば室内に取り込みなるべく暖かくしてあげましょう。

用土

ポトスを植える用土は根腐れをしないように水はけの良い土を使います。

観葉植物用に調整された土がホームセンター等で販売されているのでそれを使うのが最も簡単な方法です。自分で土を作る場合は「赤玉土(小粒)5:ピートモス3:パーライト2」の割合でブレンドします。

コバエ対策として、土の表面を赤玉土や鹿沼土化粧砂などの無機質な材質で覆うと効果的です。

ポトスを上手に育てるコツ

ポトスの新しい品種のポトス・グローバルは非常に綺麗だが育てるのが難しい

水やり

ポトスは水が大好きなので春から秋の成長期は表面が乾燥したら水を与えるようにします。

気温が10度前後になってくると成長が緩慢になるので水やりの回数を減らします。表面が乾燥し2~3日したら水を与えるようにします。竹串を使うと土の乾燥度合いがわかりやすいので、中程まで挿しても串が土で湿らないようなら水を与えましょう。

水やりの量は受け皿に余った水が流れ出るくらい与えます。

葉水

葉水はポトスの乾燥防止や害虫予防に役立つので、できれば毎日1回は霧吹きをするようにしましょう。霧吹き後は葉がシャキッとしてポトスが生き生きします。

この時、ポトスの葉にホコリが溜まっているようであれば強めに霧吹きをするか、モップ等で取り除いてあげてください。

肥料の与え方

肥料は春から秋の成長期に与えるようにします。

緩効性化成肥料の場合は2か月に1回。即効性の液体肥料の場合は10日に1回程度を目安に与えましょう。

有機肥料は悪臭やコバエが発生する原因ともなるので、屋内で育てる場合は化成肥料の使用を推奨します。

ポトスの選び方

ポトスを買う時は状態をよく見て葉が生き生きとして株が立派な物、害虫が付いていない物を選びましょう。

また、ポトスは様々な種類が販売されていますので人気のある品種を一部ご紹介します。

ポトスの人気品種

画像 品種名 特徴
ポトス・マーブルクイーン マーブルクイーン マーブル模様の斑が綺麗なポトスの代表品種。
ポトス・エンジョイ ポトス・エンジョイ 改良品種。葉は小さめで従来のポトスより小型な人気の高い品種です。成長はやや遅いです。
ポトス・グローバル ポトス・グローバル ポトスエンジョイの枝変わり品種。エンジョイよりも更に華やかで非常に綺麗なポトスです。ただし、葉にシミが出来やすく管理が難しい品種です。

上記以外にはポトス・ステータスという品種も非常に人気が高いです。ステータスはボリューム感があり斑入り品種にしては丈夫な方です。斑が大きく入るポトスがお好みの方はこちらから育ててみると良いでしょう。

ポトスの品種をもっと知りたい方はこちらのページもご覧ください。

ポトスの種類は20品種以上!特徴を写真付きでご紹介
ポトスの種類一覧を写真付きでまとめて紹介しているページです。ポトスは観葉植物で人気の植物ですが日本には20品種以上が存在します。

ポトスの増やし方

ポトスはつるの一部をカットして挿し木にすれば簡単に殖やせます。

挿し木苗を作る場合は葉を1~3枚程度残してつるをカットします。葉の付け根に気根と呼ばれる出っ張りがあるのでそこを水や土に挿しておけば根が伸びてきます。

発根するまでは苗が水を上手く吸えず萎れやすいのでこまめに霧吹きをしてあげるか、葉を減らしてあげると上手くいきやすいです。

水差しする場合は水が腐らないようにこまめに水換えをし、土に挿す場合は発根するまでは土が常に湿っているように管理します。この時、メネデールがあるとなお良いです。

ポトスの植え替え

ポトスが成長をするといずれ鉢の中で根が一杯になってしまい根詰まりを起こします。

鉢底から根の一部が出ていたり、水を与えても土に中々染み込んで行かない、葉色が悪くなってきた場合は根詰まりしている可能性があるので植え替えを行います。

植え替え方法はこのような手順で行います。

  1. 鉢からポトスを引き抜き古い土をなるべく落とす
  2. 一回り大きな鉢を用意し鉢底石を敷く
  3. ポトスの位置を調整しながら新しい土を使い植え付け
  4. たっぷりと水を与え馴染むまで半日陰で管理

植え替えはポトスにストレスを与えるので、植え替え直後は強い日差しや寒暖の激しい場所を避けましょう。

植え替え時期は5から6月頃が最適ですが、春から秋であれば大丈夫です。

病気・害虫

ポトスがかかる病気は炭疽病が挙げられます。

炭疽病は葉の中心または全体に黒や灰色の斑点が広がり、他に感染してしまいます。

炭疽病はカビ菌が原因になりますので水はけや風通しを良くする事で予防でき、炭疽病の疑いがある部分を見つけたら切除して早めに対処しましょう。

ポトスに付く害虫はハダニやアブラムシ、カイガラムシ等がいます。初期のうちは手で虫を取り除き、酷いようであれば隔離し他へ移るのを防止し殺虫剤等を使い対処します。

コバエが発生した場合は土の表面を無機質の用土や化粧砂で覆ってあげるか、殺虫剤を土に散布する事で駆除できます。

ポトスの毒性について

ポトスのようなサトイモ科の樹液には毒性のあるシュウ酸カルシウムが含まれているため、子供やペットが葉や茎を誤食しないように注意しましょう。

ポトスの樹液は人や犬、猫、鳥等のペットには毒ですが、金魚やメダカ、熱帯魚やエビ・貝等には無害です。アクアテラリウムのレイアウトに使いたい方はこの点を心配する事はありません。

また、樹液が手につくと痒くなりかぶれてしまう人もいるので、ハサミ等でカットする場合はゴム手袋等を使うと効果的です。

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