ポトスの種類は20品種以上!特徴を写真付きでご紹介

観葉植物

ポトスは観葉植物の中でも知名度が高い植物ですが、沢山の種類の品種が存在する事はあまり知られていません。

日本では20品種以上が存在していて、最もメジャーなゴールデンポトスや人気の高いポトス・エンジョイやポトス・エクセレント。今では殆ど出回らない品種等沢山あります。

このページではポトスの品種と写真、その特徴を紹介しています。ポトスの育て方については下記ページをご覧下さい。

ポトスの育て方
観葉植物のポトスの育て方を紹介するページです。ポトスの水やり、肥料の与え方、増やし方、植え替え方法等、ポトスを上手に育てる方法を紹介しています。

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ゴールデンポトス

ポトスの代表品種のゴールデンポトス
代表品種:ゴールデンポトス
巨大化したゴールデンポトス
巨大化したゴールデンポトス

ポトスと言えばこのゴールデンポトスを指します。別名は黄金カズラ。

ポトスの原種は真緑の葉でそれが枝変わりし、黄色の斑が入ったのがこのゴールデンポトスになります。

明治時代に日本に入ってきたと言われており一般家庭だけではなく、オフィスや商業施設等のレイアウトにもよく利用されていて日本人に最も馴染みが深い観葉植物ではないでしょうか。

通常売られているポトスは幼株の状態で、沖縄や温室で地植えされているポトスは非常に大型になります。非常に丈夫な植物でツルを適当な箇所でカットし水挿ししておくだけでも簡単に増えます。

流通量も多く非常に安価なので初心者にもピッタリの観葉植物です。

ポトス・マーブルクイーン

ポトス・マーブルクイーン
ポトス・マーブルクイーン

ポトス・マーブルクイーンは緑と白のマーブル模様が特徴的な種類で、昔からある品種ながら根強い人気があります。

どの植物でも斑入り種は人気が高いですがこれはマーブルクイーンも例外ではありません。しかし、斑入り種はデリケートな部分が多いためマーブルクイーンは初心者向きの品種ではないと言われています。葉緑体(光合成に必要な組織、緑色の部分)が少ない事から成長が遅く、葉焼けや根腐れを起こしやすい傾向があります。

なのでマーブルクイーンのような葉が白っぽい品種を育てる時は、土をやや乾かし気味に育てると上手くいきやすいです。光合成が活発でないと水を吸う力も弱いので乾かし気味に育てる事で根腐れを防止できます。

マーブルクイーンは人気種のため流通量も多く価格も安価です。

ポトス・ライム

ポトス・ライム
ポトス・ライム

ポトス・ライムは黄緑色の明るい葉色が特徴的なポトスです。

こちらも代表的なポトスの一つで流通量も多く安価です。

葉の色が薄いため葉焼けしやすいのが難点ですが、よく育ちよく増えてくれるポトスです。葉の色はライムグリーンですが不規則に斑が入ったりもします。

ポトス・ライムコンパクト

ポトス・ライムコンパクト
ポトス・ライムコンパクト
ポトス・ライムコンパクトの葉は鮮やかなライトグリーン
葉は鮮やかなライトグリーン

ポトス・ライムコンパクトはポトスライムの枝変わり品種です。ライムコンパクタという名前で流通している場合もあります。

ポトスライムを小さくしたようなポトスでエクセレントと並ぶくらい葉が小さいポトスです。葉の色は黄緑色が中心ですが不規則に斑が入ったり、緑が強い葉を出したりもします。

成長速度は遅めで茎が細くか弱いポトスです。多品種と寄せ植えしてしまうと負けてしまうと思うので単体で育てたい品種です。小さい品種ですのでボリューム感を出したいなら少し多めに植えた方が良いです。

ツルを伸ばして育てているライムコンパクトの鉢
ツルが長いライムコンパクトの鉢

ライムコンパクトは葉が密に茂るので、長く育てていると小さいながらも見応えのあるポトスになってきます。

ポトスは登はん性とうはんせいがあり、上に伸びると葉が大きく下に伸びると葉が小さくなる性質がありますが、ライムコンパクトはそんなに変わらない様です。

根元付近の葉
先端部分の葉

とは言え、ツルが長い部分でもまだ70cm位なので変化が少ないだけかも知れません。

ライムコンパクトは現在流通が止まっているようで入手困難な品種となっています。

ポトス・パーフェクトグリーン

パーフェクトグリーン
ポトス・パーフェクトグリーン

ポトス・パーフェクトグリーンは斑が一切入らない緑のポトスです。

元品種は不明ですが先祖返りして斑が消えてしまった原種に近いポトスになります。濃い緑の葉が特徴的でシンプルを好む方に人気があります。

斑が入らない品種だけあって非常に丈夫で成長も早いです。流通量は比較的多く価格も安価です。

ポトス・エンジョイ

ポトス・エンジョイ
ポトス・エンジョイ

ポトス・エンジョイはインドの生産農場で発見されたポトスの枝変わり品種です。

これまでのポトスには無いような斑の入り方。二回り位小さな葉は造花のようと揶揄されるほど綺麗なポトスです。

ゴールデンポトス等と比べると成長は遅く葉焼けしやすいデリケートな面もありますが、環境に一度馴染んでしまえば旺盛に成長してくれます。

非常に人気のポトスで流通量は多いです。価格はゴールデンポトス等と比べるとやや高価です。

なお、エンジョイは同じサトイモ科のフィロデンドロン・フォレストオブホワイトに非常に酷似しています。

斑の入り方や模様だけでは見分けが付かない程ですが、フォレストオブホワイトはエンジョイより大きくなるそうです。フリマアプリ等で混同して流通する可能性もあるので、エンジョイを買う時はよく確認するようにしましょう。

ポトス・エクセレント

ポトス・エクセレント
ポトス・エクセレント
成長したポトス・エクセレント
エクセレントは成長が遅め

ポトス・エクセレントはエンジョイの枝変わり品種です。

細長い葉をしており白い斑の部分が多い小さなポトスです。成長はエンジョイより遅く他品種と寄せ植えすると飲み込まれてしまうので単体育成したいポトスです。

現在は流通が止まっているため貴重な品種です。

ポトス・ステータス

ポトス・ステータス
ポトス・ステータス
ポトス・ステータスの葉と斑の入り方

ポトス・ステータスはエンジョイの枝変わり品種です。

エンジョイよりも大きくて丸い葉に白い斑が入ります。斑の面積は株により若干異なりますが極美の株は白い斑の面積が大きくゴージャスです。

人気種のため流通量は多いですがやや高価です。

成長はエンジョイと比べると早めで、葉が大きいためボリュームも出やすいです。ただし、斑の入り方が安定しずらく斑が少ない緑の葉やマーブルのようになってしまうなど、綺麗に維持するのは結構難しいです。

ポトス・グローバル

ポトス・グローバル
ポトス・グローバル
ポトス・グローバル

ポトス・グローバルはエンジョイの枝変わり品種です。

浅岡園芸さんのオリジナル品種のポトスです。葉の色は緑、ライム、白のコントラストで、エンジョイと同じく小型で美しいポトスです。

登場時も流通量は多くは無かったのですが、現在は流通が完全に止まってしまっているようです。全品種の中で最も美しいポトスだと思うので残念です。

エンジョイの枝変わりというだけあり成長が遅く、葉は繊細で非常にデリケートです。

ポトス・グローバルの葉は特にデリケート
グローバルはシミが出来やすい

このように葉に茶色いの染みが出来やすく管理が難しいポトスです。環境が変化したり悪化すると次々と葉に染みが出来るので見た目が汚くなりがちです。

なるべく明るい場所に置いて通気性を良くしながら育てると染みを防げて綺麗に育てる事ができます。

ポトス・グローバルグリーン

ポトス・グローバルグリーン
ポトス・グローバルグリーン
トス・グローバルグリーンのリーフレット
グローバルグリーンは2020年の新品種

ポトス・グローバルグリーンは2020年に登場した新しい品種で、浅岡園芸の新作ポトスです。

斑の入り方や葉の大きさからポトス・エンジョイ系がベースのように見えますが、緑にライムの斑が入る品種になっていて力強い印象を与えてくれるポトスですね。

白い斑入りのポトスに比べると光合成も活発そうで丈夫な品種なんじゃないかなと推測されます。暗い所に置いてしまうと真緑になってしまいそうですが、店舗とかのインテリアには使いやすそうなカラーリングです。

ただ、白い斑入り以外の品種は総じて人気が低いので、グローバルグリーンは新品種でもお手頃な価格出回っています。

ポトス・ハッピーデー

ポトス・ハッピーデー
ポトス・ハッピーデー

ポトス・ハッピーデーはゴールデンポトスを黄色っぽくしたような斑が細かめに入る品種です。

ゴールデンポトスよりは斑が多く明るい印象を与えてくれるポトスです。斑入りですが、成長は早くとても丈夫で育てやすいので初心者の方にもおすすめのポトスです。

少ないながらも流通はしているようで通販等でも稀に見かけます。

ポトス・グリーンスクラッチ

ポトス・グリーンスクラッチ
ポトス・グリーンスクラッチ
ポトスの新品種ポトス・グリーンスクラッチ
斑入り品種だが緑が強い
出典 mercari

ポトス・グリーンスクラッチ(旧:グリーンファンタジー、ファンタジー)は新種のポトスで2019年頃からごく一部で流通し、2020年3月下旬より販売予定のポトスです。新種として登録申請中らしいです。

情報がほとんど無く不明点が多いポトスの品種ですが、斑の入り方がこれまでに無い感じで落ち着いた印象を与えてくれるポトスです。

画像から考察すると斑の入り方が不規則なようでマーブルクイーンの枝変わり品種のようにも見えます。所々にマーブルクイーンと同様の葉が見えているので不安定な品種なのかもしれません。

テルノシリーズ

ポトスの名前の一部に「テルノ」と付く品種は伊藤輝則氏が品種登録しているポトスです。

テルノは名前の一部から来ていますが、登録品種が非常に多いのでここではテルノシリーズとしてまとめ一挙にご紹介します。

ポトス・バレンシア

ポトス・バレンシアはマーブルクイーンの枝変わり品種です。

葉の色は緑+黄+白の組み合わせで、強いはけこみ状の斑が入るのが特徴的。成長速度は普通で、耐寒性は強いと言われています。

バレンシアは殆ど流通しておらず、現在はコレクター同士でやり取りされている貴重なポトスです。また、テルノシリーズの中で唯一、テルノという冠名が付いていないポトスにもなります。

ポトス・テルノシャンゼリゼ

ポトス・テルノシャンゼリゼはポトス・ライムの枝変わり品種です。

丈夫なポトス・ライムを作ろうと選抜を繰り返している最中に誕生した品種で、葉がライム色で厚く、葉の裏に変わった突起ができる風変わりなポトスです。

他のポトスより病気に強いと言われています。

ポトス・テルノシャングリラ

ポトス・テルノシャングリラ
テルノシャングリラ

ポトス・テルノシャングリラはテルノシャンゼリゼの枝変わり品種です。

テルノシャンゼリゼを増殖中に誕生した品種で、深緑色で巻きながらウェーブがかった尖った葉が特徴的です。こちらも葉の裏に突起物があり「緑の三角帽子」というキャッチコピーで呼ばれています。

これまでに無いポトスの形で、開きそこねたサトイモ科の新芽のような姿ですがファンが多く流通量も多めです。

病気に強く、耐寒性が最も優れたポトスと言われています。

ポトス・テルノサンシャイン

ポトス・テルノサンシャインはテルノシャングリラの枝変わりと思われる品種です。

姿がテルノシャングリラに類似していてこちらは縮れたマーブルクイーンのような色合いをした品種です。通称「黄色の三角帽子」と呼ばれています。

ポトス・テルノリンダ

ポトス・テルノリンダ
ポトス・テルノリンダ
テルノリンダは斑が入らない緑色のポトス
全体図

ポトス・テルノリンダは2020年に登場した新品種で、葉の表面がボコボコ模様となっているのが特徴的なポトスです。

流通量も少なく新品種とだけあって高価ですが、斑入りでは無く全体が緑葉なので丈夫な品種だと予想されます。

その他の品種

その他のテルノシリーズの品種はこちらにまとめます。

葉の色や斑のパターンが微妙に異なる品種が多いため見分けが難しいです。

品種名 特徴
テルノロビン バレンシアの枝変わり品種。弱いはけこみ状の斑等が特徴
テルノハナハナ バレンシアの枝変わり品種。葉脈は緑だが葉は黄緑と変わった色合いのポトス
テルノビーナス マーブルクィーンの枝変わり品種。緑の葉に黄緑色の散斑パターンの斑が入る
テルノジュニア バレンシアの枝変わり品種。黄色が強い斑入りのポトス
テルノファンファーレ マーブルクィーンの枝変わり品種。葉の形が長細い楕円形なのが特徴
テルノアリス テルノハナハナの枝変わり品種。黄色が強いマーブルクイーンといった感じ
テルノカーニバル テルノビーナスの枝変わり品種。テルノビーナスと斑入りのパターンが違うポトス
テルノバンピー バレンシアの枝変わり?もはや色の違いが難しいが葉の形が少し違うようである
テルノアマゾン バレンシアの枝変わり。緑葉の斑がざっくり入るマーブルクイーンといった感じ
テルノヒミコ マーブルクィーンの枝変わり。テルノアマゾンに似ている
テルノエスプリ テルノシャンゼリゼの枝変わり。新しい葉はマーブル模様のライム色、裏に独特な突起がある
テルノラブソング テルノシャングリラの枝変わり。テルノシャングリラのマーブルクイーン版といった見た目
テルノワカクサ テルノカーニバルの枝変わり。見た目はポトスライムそのもの。丈夫な品種らしい

流通量の少ないポトス

上記以外で現在は殆ど流通していない貴重なポトスの品種をまとめます。

ポトス・パステルシャワー

ポトス・パステルシャワーはゴールデンポトスの枝変わり品種です。

ゴールデンポトスのような斑が、マーブルクイーンの葉に入るポトスです。不安定な品種らしく成長とともに、ゴールデンポトスやマーブルクイーンと遜色ない姿になってしまう事も多いようです。

ポトス・フラッシュ

ポトス・フラッシュはハッピーデーの斑を少なくして緑が強くなったような品種です。

ポトス・マリーナ

ポトス・マリーナはゴールデンポトスの枝変わり品種です。

マーブルクイーンのような葉を出したりゴールデンポトスのような緑色が強い葉を出す品種のようです。

ポトスの先祖返り

先祖返りしたポトス・ステータス
先祖返りしたポトス・ステータス

ポトスを育てていると枝変わりとよばれる現状が極稀に起きることがあります。

これまでと異なる性質を持つ葉が突然変異で現れ、それを固定化したものが上記で紹介したような品種となっていきますが、その中でも葉が真緑になることを先祖返りと呼びます。

この緑色のポトスは原種に近い形とされていて、ポトスの品種の一つであるパーフェクトグリーンも先祖返りした葉を固定化したものですが、下記のようにどの品種でも先祖返りしてしまう可能性はあります。

先祖返りしてしまうとその性質を引き続いで成長をしてしまいますので、元の品種を維持するためには枝変わりが始まった部分をカットしましょう。

写真 元の品種 特徴
先祖返りしたゴールデンポトス ゴールデンポトス 葉がやや細長いが流通しているパーフェクトグリーンより葉が大きい
ポトス・エクセレントの先祖返り エクセレント エクセレント自体が小さいためか先祖返り後も葉が小さい。親株の性質を受け継いているようで小型のまま成長している
ポトス・ステータスの先祖返り ステータス 色は明るいグリーン。葉が軽くウェーブ状で厚みが薄く少し変わっている。

先祖返りポトスの品種別比較

先祖返りしたゴールデンポトスとポトス・ステータス
左:ステータス、右:ゴールデン

先祖返りと一言で言っても完全な原種に戻るという訳では無さそうで、親株の特徴を受け継ぐようです。

例えば、ゴールデンポトスから先祖返りしたものは「成長が早い、葉が大きくなりやすい、節の間が広い」という特徴がありますが、ステータスから先祖返りしたものは「成長が遅い、葉が丸くウェーブがかかる、節の間が狭い」という特徴があります。

親株がゴールデンの葉
親株がステータスの葉

緑のポトスは人気が無いので先祖返りした部分は取り除かれる事が多いですが、育ててみると結構面白いです。

海外で流通するポトス

海外で流通しているポトスをご紹介します。

海外でもポトスは人気のようで、流通名が違うだけで日本と同品種と思われるポトスが多いです。ゴールデンポトスやマーブルクイーン以外に、日本とは違った名称で流通するポトスをご紹介します。

品種名 特徴
ハワイアン(Pothos Hawaiian) ハッピーデーに似た黄色っぽい斑が入る品種。過去には日本でも流通していた模様
ジェイドポトス(Jade Pothos) パーフェクトグリーンと同等品種と思われる
ネオンポトス(Neon Pothos) ポトスライムと同等品種と思われる
Manjula Pothos ステータスと同等品種と思われる
Pearls and Jade Pothos エンジョイと同等品種と思われる
Jessenia Pothos 白い斑が薄れて緑になってきたマーブルクイーンのような見た目
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