ユッカ・エレファンティペスの育て方

観葉植物

ユッカ・エレファンティペスは青年の木とも呼ばれる大型の観葉植物です。

室内のインテリアによく利用されるユッカ・エレファンティペスの育て方をこのページで解説しています。

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ユッカ・エレファンティペスの特徴

ユッカ・エレファンティペスは北アメリカ~中央アメリカが原産地の、キジカクシ科に属す植物です。

常緑性の多年生植物であり、原産地では5,6m~10mになるものもあります。

日本では剣のような肉厚で鋭い葉が未来に向かって元気よく力強く伸びていく様子を若者にたとえ、「青年の木」と呼ばれ、親しまれています。

ユッカ・エレファンティペスのユッカというのは、もともとユカと呼ばれていたキャッサバと混同されたからで、エレファンティペスというのは育つとゾウの足のような太く、どっしりした幹になることからその名がつけられました。

もともとメキシコなどの乾燥地帯が原産のユッカは乾燥に強く、耐陰性、耐暑性を備えています。

ユッカは丁寧に手入れをすると毎年のように胡蝶蘭に似たきれいな白、もしくは乳白色の花を咲かせます。

もっとも原産地のユッカ・エレファンティペスは、雄しべと雌しべが離れていて自然には受粉しないため、ユッカガという蛾が受粉を助けています。

今は園芸用の植物として世界に広まっているユッカは、原産地では食用にしたり、洗剤などの日用品に利用したりと様々に活用していました。

基本データ

難易度 簡単
価格 6,000円~9,000円(8号鉢)
成長速度 速い
花・種 白、乳白色
日照量 日光を好む
温度 高温に強い
湿度 乾燥に強い
花言葉 勇壮、偉大、颯爽

ユッカ・エレファンティペスが好む環境

日当たりと置き場所

日の光を好むユッカは耐陰性はありますが、日陰で育てて日照不足になると葉が間延びして元気がなくなってしまいます。

日当たりが良く、風通しの良い場所に置くようにしましょう。

屋外でも育てやすい植物で、冬でも霜が降りないような温暖な気候の土地であれば庭植えが可能です。

直射日光は葉焼けを起してしまうので、日の光は入っても直接当たらないような明るい、風が良く通る半日陰に置くのがおすすめです。

屋内で育てる場合

日光が無いと元気がなくなる植物ですので、できれば大きな窓があり、日光の差し込む場所がいいでしょう。

室内であっても直射日光は刺激が強すぎて葉焼けを起してしまうので、レースのカーテン越しなどにおいて、日差しを柔らかくしてあげる工夫をしましょう。

乾燥には強いですが、エアコンの風などは葉を傷めてしまうので、なるべく直接冷暖房の風が当たらない場所に置くようにしてください。

屋外で育てる場合

ベランダなどで育てることも出来ますが、真夏の直射日光は葉焼けを引き起こしてしまうので、寒冷紗などを活用して遮光するようにしましょう。

置き場所の地面がコンクリートなどだと、真夏の日差しを照り返し、鉢が予想以上の高温になることもあるので、真夏は日陰に移動しましょう。

耐寒性はありますが、10度を下回ると生育が緩やかになるので、室内の温かい場所に取り込むといいでしょう。

温度・湿度

高温には強いですが、耐寒性は弱く10度を下回ると成長が緩慢になります。

外で育てる場合には気温が最低でも5度は下回らないように気を付けましょう。

乾燥に強い植物ですので、特に夏など水のあげすぎには注意をしましょう。

用土

乾燥に強く、水はけが悪いとすぐに根腐れを起してしまうので、ユッカを植えるのはとにかく水はけがいい土にしましょう。

市販の観葉植物用の土は専用にブレンドしてあるので、おすすめです。

自分でブレンドする場合には観葉植物用の土に赤玉土を混ぜるか、腐葉土に赤玉土を混ぜるといいでしょう。

鉢底には必ず鉢底石を入れてください。

ユッカ・エレファンティペスを上手に育てるコツ

水やり

乾燥気味に育てるのが向いている植物ですので、夏場でも土が湿っているうちは水はあげないようにしましょう。

早く水を与えすぎると根腐れの原因になります。春~秋にかけては土の表面が乾いてから水をあげてください。

水をあげるときは水受け皿にしっかりと染み出るくらいにあげてください。ただし水受け皿に染み出た水はすぐに捨てましょう。

冬場は土が乾燥してからさらに4~5日待ってから水をあげてください。

葉水

いくら乾燥に強いといっても、葉や幹には一定の湿度が必要です。

根まわりは乾燥気味に水やりを調整するのですが、葉水は毎日一回はあげるようにしましょう。

特に冬場は空気が乾燥するので、忘れずにあげるようにしてください。

そうすることによって葉がつややかになり、元気に育ちます。

肥料の与え方

肥料が無くても元気に育つ植物ですが、肥料があると成長も早く元気になります。

速効性の液肥を使う場合は、10日に1度くらいの間隔で間隔であげるといいでしょう。

緩やかに効く置き肥を使う場合には1ヶ月に1度の間隔であげましょう。

肥料をあげすぎると、勢い良く育ちすぎて姿が悪くなるので気を付けてください。

冬場は成長が緩慢になり、肥料を与えても吸い上げることができずに肥料焼けを起してしまうので、冬場はあげないようにしましょう。

ユッカ・エレファンティペスの選び方

病害虫に注意して選びましょう。

葉が肉厚で、葉先が元気よく上を向いているものを選びましょう。

ユッカ・エレファンティペスの増やし方

ユッカは挿し木で増やすのが一般的dす。

5月~6月にかけての暖かい日にしましょう。

挿し木用の用土を入れた鉢に、切り落した枝を挿し込みます。用土は事前に湿らせておきましょう。

その後は根が張るまで土を乾かすことなく湿らせた状態を維持しましょう。置く場所は日陰がおすすめです。

ユッカ・エレファンティペスの植え替え

勢いのある植物なので、植え替えは2~3年に一度が理想です。

時期は5月か6月の暖かい日が良いです。

鉢底から根が見えたり、土の水はけが悪くなるようなら植え替えの合図ですので、植え替えるようにしてください。

一回り大きめの鉢と鉢底石、観葉植物用の土を用意して、植え替えをします。

この時、抜いたユッカの根をよく観察して、黒ずんだ部分があれば切り取っておきましょう。

黒い部分をそのままにしておくと根腐れを起すので、気を付けてください。

病気・害虫

病気や害虫には強いユッカですが、高温になる夏場に乾燥してしまうとハダニが発生します。

ハダニはそのままにしておくと枯れてしまうこともあるので、見つけ次第殺ダニ剤などで駆除しましょう。

水や湿気に弱い害虫ですので、きちんと葉水をあげていればある程度は発生を予防できます。

アブラムシやカイガラムシがつく場合もあります。アブラムシはスス病などのウィルス病を媒介するので気を付けましょう。

屋外で育てる場合にはダンゴムシやナメクジ、バッタといった食害を引き起こす害虫に注意しましょう。

見つけ次第割りばしなどで駆除するようにしましょう。

ユッカ・エレファンティペスを育てる時の注意点

ユッカに毒等はありませんが葉が鋭くとがっていますので、小さい子どもがいるならあまり触らないように気を付けましょう。

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