アンスリウムの育て方

観葉植物

鮮やかな花を咲かせるアンスリウムは人気が高いサトイモ科の観葉植物です。

このページではアンスリウムの特徴や育て方をご紹介しています。

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アンスリウムの特徴

熱帯アメリカや西インド諸島が原産のサトイモ科アンスリウム属の多年草です。

特徴的な仏炎苞と呼ばれるハート形の花のようなものがあり、その先端にある黄色い突起が正確には花になりますが、仏炎苞を含めて花と呼ばれます。

アンスリウムという名前の由来はギリシャ語の「anthosaura花」「oura尾」という単語を組み合わせたもので、日本語では「大紅団扇」、英語でも「尾のような花」と呼ばれるほど印象的なな花です。

花色は赤、白、ピンク、緑などかなり多彩で、それぞれの花色ごとに花言葉があります。アンスリウムと言えば赤を思い浮かべますが、このような綺麗なピンク種もあります。

ピンク色の仏炎苞状の花が綺麗なアンスリウム

原産地では600種類以上もあるといわれるアンスリウムは、樹の上に咲く変わった植物でもあり、地植えにしてしまうと根腐れを起こす可能性の高い植物でもあります。

熱帯原産だけあり高温多湿を好みますが、直射日光や寒さには弱く、栄養不足や日照不足になると花を咲かせることができなくなります。

光沢のある花が特徴の植物ですが、埃が溜まりやすく、また目立ちますので、埃はこまめにふき取るようにしてください。

基本データ

難易度 簡単
価格 1,000円~10,000円(色や大きさによって違う)
成長速度 早い
花・種 赤、白、ピンク、緑など
日照量 日光は好むが直射日光は苦手
温度 高温を好む
湿度 多湿を好む
花言葉 煩悩、恋にもだえる心、印象深い 赤「情熱」白「熱心」ピンク「飾らない美しさ」緑「無垢な心」

アンスリウムが好む環境

日当たりと置き場所

アンスリウムは強い日差しや直射日光が苦手な植物です。

直射日光に長時間当たると葉焼けを起すので気を付けましょう。

かといって日光に当てなければ葉色が悪くなったり、花が咲かなくなることもあります。

アンスリウムを置く場所は明るい日陰や、強い日差しを和らげる遮光カーテンや遮光ネットがあるところがおすすめです。

耐寒性はほぼないので、気温が10度を下回るようなところには置かないか、もしも冬に部屋の暖房を切ってしまうようなら新聞紙や段ボールで保温するようにしましょう。

冬でも20度くらいあれば花をつける植物です。

屋内で育てる場合

屋内で育てる場合には直射日光の当たらない明るい部屋に置きましょう。

日光はなるべくカーテンなどで遮光してください。

耐陰性はあまりないので、日陰に長期間置いていると葉色が悪くなったり元気がなくなってしまいますので、日陰で育てたい場合は、朝の日差しが柔らかな時に3~4時間日光浴をすることをおすすめします。

耐寒性もないので、冬の寒くなる時期に夜間など暖房の切れる部屋に置くようであれば新聞や段ボールなどで保温して下さい。

冬場など暖房の風が直接当たってしまうと葉が傷みますので、なるべく風の当たらないところに置くようにしましょう。

屋外で育てる場合

屋外で育てる場合は、直射日光が当たらない半日陰に置くようにしましょう。

日差しが強い場合は遮光ネットなどで日差しを遮るようにしてください。

もともと地面に生える花ではないので、地植えをすると根腐れを起こす可能性が高く、向きません。

耐寒性もないので、冬になる前、気温が15度を下回るようなら屋内の温かく明るい場所に移動しましょう。

温度・湿度

高温多湿を好み、乾燥には弱い植物です。

しかし土の下が常に湿っていると根腐れを起こす危険があり、またカビや雑菌が繁殖する可能性もあるので気を付けましょう。

用土

水はけがよい土を使います。

水はけが悪いとすぐに根腐れを起してしまいます。

用土は市販の観葉植物用の土で問題ありませんが、もしもブレンドするようなら、観葉植物用の土か赤玉土をベースに、ピートモスやパーライトなどを配合するといいでしょう。

とにかく水はけと通気性にこだわった土が大事です。アンスリウムは人気の観葉植物でもあるので、専用の「アンスリウムの土」も市販されています。

アンスリウムを上手に育てるコツ

水やり

アンスリウムの葉は多湿を好み、乾燥に弱いですが、逆に根は過湿に弱い植物です。

用土が常に湿っていると根腐れの危険があるので気を付けなくてはなりません。

春~秋にかけては用土が表面だけでなく、中まで乾いてから水受け皿に水が染み出るくらいにしっかりと水をあげるようにしましょう。

水受け皿に染み出た水は根腐れ防止のためにもすぐに捨てるようにしてください。冬は土が乾いてからさらに2~3日待ってから水をしっかりあげてください。

葉水

葉水はあげても問題はありません。

特に冬の乾燥が激しい時期や、エアコンによって乾燥するときなどは葉水は重要になりますのできちんと上げるようにしましょう。

アンスリウムの葉は乾燥に弱いので、空気が乾燥するときには葉水が重要になってきます。

肥料の与え方

肥料はできれば速効性のものは避けましょう。肥料がききすぎると逆に良くありません。

出来れば緩やかに効く置き肥などの化成肥料を春~秋にかけて1ヶ月に一度くらい与えるといいでしょう。

冬には肥料は与えません。成長が緩慢になる冬は肥料を与えると肥料焼けをしてしまうからです。

アンスリウムの選び方

アンスリウムは、葉の色が濃く、光沢がありしっかりした茎のものを選びましょう。

そして新しい花が一番上で咲いているということが重要です。

花が下についていればその株は弱っている可能性があります。

アンスリウムの増やし方

アンスリウムは株分けで増やすことができます。

大きく育った元株から子株を切り分け、用土に植えるだけです。根が定着すれば大きく育ってくれます。

その他にも種を蒔くことで増やすことができます。

アンスリウムは花の咲く植物なので、花が散った後には結実することがあり、そのまま放っておくと種が採れます。種を種用の土に蒔くと芽が出ます。

アンスリウムの植え替え

比較的成長の早い植物ですので、買ったときに根の様子を見て鉢に根がいっぱい張っていたら早速植え替えをしましょう。

その後も1~2年に1度植え替えを行うといいでしょう。

他にも早いかなと感じてもアンスリウムの根が鉢に一杯になったら植え替えのサインです。

一回り大きな鉢を用意して植え替えを行いましょう。植え替えは6月~7月の暖かい日がおすすめです。

根が長くて鉢からはみ出してしまう時は、鉢を大きくするのではなく、根を切りましょう。

病気・害虫

ハダニ、アブラムシ、カイガラムシなどが発生することがあります。

風通しの良い場所に置いて毎日こまめに葉水を与えると害虫を予防することができます。

もしも発生してしまった場合はすぐに駆除しましょう。

アンスリウムの毒性や危険性について

アンスリウムはサトイモ科なので、樹液にはあまり良くない成分も含まれています。

剪定などの作業をするときには手袋の着用を忘れないようにしましょう。

ペットや小さい子どもがいるときなどは誤って口にしないように気を付けましょう。

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