フィカス・ウンベラータの育て方

観葉植物

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フィカス・ウンベラータの特徴

フィカス・ウンベラータは熱帯アフリカを原産とするクワ科、フィカス属の常緑樹です。

大きなハート形の葉と幹を曲げるように伸びる樹形がユニークで、お部屋に飾るだけでセンスのいいインテリアになるため人気があります。

熱帯性植物なので暑さに強く日照と高温多湿を好みますが、耐陰性もあるため1年を通して室内で育てることができます。寒さにはやや弱いため冬の期間に葉が落ちることがあるものの、暖かくなる春以降には新しい芽が出ます。

ウンベラータは生命力が高い丈夫な植物で、日本の気候にも馴染みやすいため初心者にも育てやすい観葉植物です。

成長のスピードが速く1年に20cmほど伸びることもあり、しっかり育てると大きく美しい草姿になります。購入時に小ぶりのサイズを選ぶとウンベラータの成長を身近に感じながら育てることができます。

基本データ

難易度 初心者向け
価格 3,000円~20,000円程度とサイズによりまちまち
成長速度 速い
花・種 幹や枝につく花嚢の中に花を咲かせる
日照量 日照を好むためできるだけ明るい場所に置く
温度 冬は8℃以上を保つようにする
湿度 多湿を好むが根腐れに注意
花言葉 すこやか、永久の幸せ、夫婦愛

フィカス・ウンベラータが好む環境

日当たりと置き場所

ウンベラータは日当たりの良い場所を好みますが、葉焼け防止のため真夏の直射日光は避けてください。

屋内で育てる場合

ウンベラータには耐陰性があるため屋内でも育てられます。しかし、明るく暖かい場所を好むためよく日が当たる窓際に置いてあげると健康に育ちます。

室内に置いていても直射日光を当てると葉焼けが起きやすくなるので、レースのカーテン越し程度の日光を当てるようにしてください。

日当たりがなくても蛍光灯が明るい部屋であれば育ちますが、頻繁に日光が当たる場所へ移動させて光を補うと丈夫に成長します。

屋外で育てる場合

ウンベラータは春から秋にかけて屋外に置くことができますが、直射日光を当てると葉焼けを起こしてしまうため、半日陰または明るい日陰で管理してください。

どうしても直射日光が当たる場合は、遮光ネットや寒冷紗を使って30%~50%の遮光をしてあげましょう。

秋になって最低気温が15℃を下回る日が増えてきたら室内に移動して管理します。

温度・湿度

ウンベラータは高温多湿を好みますが、日本の気候にも馴染みやすく育てやすい植物です。

高温には強いものの寒さには弱いため、置き場所が5℃以下にならないよう気をつけましょう。屋外で育てる場合は、外の気温が15℃を下回り始めたら室内のなるべく暖かい部屋に移して管理してください。

寒暖差が大きいと枯れやすくなるので、できれば10度以上を保てる場所に置いて育てるのがよいでしょう。

用土

ウランベータは2~3年に1度、新しい用土に植え替える必要があります。

多湿を好むウンベラータですが、水はけの悪い土を使うと根腐れを起こす可能性があるため、できるだけ水はけの良い土を使いましょう。

自分で土を作る場合は、小粒の赤玉土と腐葉土を6:4の割合でブレンドするのがおすすめです。初心者の人であればホームセンターなどで販売されている観葉植物用の土を使用すると失敗が少ないでしょう。

フィカス・ウンベラータを上手に育てるコツ

水やり

ウランベータの水やりの方法は季節によって異なります。寒さに弱いため気温や湿度が下がる冬は特に注意が必要です。

春と秋には、土の表面が乾いてきたらたっぷりの水を与えてください。夏は土が乾燥しやすいため、乾く前に水を与えて水切れを防ぎましょう。

気温が15℃以下になる冬はウランベータの成長が緩慢になるため、水をあまり必要としなくなります。水やりの間隔を少しずつ空けていき、土の表面が乾いてから2~3日後に水を与えるようにしてください。

葉水

霧吹きで水をかける「葉水」は毎日おこなうのがおすすめです。大きな葉を持つウンベラータは、葉水を与えることでいきいきとした元気な葉になります。

葉水には葉の乾燥を防ぎ、ハダニなどの害虫を予防する効果があります。葉の表面だけでなく裏面も忘れずに水を吹きかけるようにしましょう。

葉にホコリが乗っていると光合成がしにくくなるので、その場合は多めに水を吹きかけてホコリを落としてください。

肥料の与え方

ウンベラータに肥料を与える時期は、成長期である春から秋の間です。3月から11月まで2ヶ月に1回ほどの頻度で緩効性の固形肥料を与えます。

成長が活発になる夏には、置き肥と併用して2週間に1度ほど適度な濃度に薄めた液肥を与えるとよいでしょう。

12月から2月の冬の時期はウンベラータの成長が緩やかになるため、肥料を与える必要がありません。

鉢植えを購入した直後など、初めから土に肥料が入っている場合も不要です。

フィカス・ウンベラータの選び方

ウンベラータを購入する時は葉に害虫が付着していないか必ず確認してください。

ハダニやアブラムシなどの害虫を放置しておくと株全体を枯らしてしまうこともあります。選ぶ際には葉の裏までしっかり見ておきましょう。

ウンベラータはハート型の大きな葉が特徴です。できるだけ葉が健康的で株が立派なものを選んでくささい。

フィカス・ウンベラータの増やし方

ウンベラータは挿し木と取り木によって増やすことができます。どちらの場合も5月から6月の間がよいでしょう。

挿し木の場合は枝を2~3節分を切り、新しく清潔な土を入れた容器へ挿します。根が生えてくるまでは土が乾燥しないように水を与え続けてください。

発根したら土が乾いてから水を与え、新芽が出たら植え替えをします。

挿し木の際には枝の切り口を斜めに切って水を吸収する表面積を広げると効果的です。

ウンベラータの取り木は茎の一部を環状剥皮し、皮を剥いだ部分に湿らせた水苔を巻きます。ビニールでミッップウ状態にしてゴムで固定させましょう。

十分に発根したら親株から切り離し、水苔を軽く取って新しい鉢へ植え替えます。

フィカス・ウンベラータの植え替え

成長が速いウンベラータは1年に20cmほど伸びることもあり、元気に育てるためには植え替えが大切です。

鉢に植えたウンベラータは1~3年に1回の植え替えが一つの目安です。鉢の底から根の一部が出ていたり水を与えても吸収が遅かったりする場合にも、根詰まりを起こしている可能性があるため植え替えを検討しましょう。

ウンベラータの植え替えは以下の方法でおこないます。

  1. 一回り大きい鉢を用意して鉢底ネットと鉢底石を敷く
  2. 土を乾燥させた鉢からウンベラータを取り出して土をもみ落とす
  3. 新しい鉢に土を1/3ほど入れてウンベラータを置き、周りに土を入れる
  4. 水を与えてウンベラータを固定して1週間ほど日陰に置く

ウンベラータを植え替える時期は5~6月ごろが最適です。

病気・害虫

ウンベラータがかかる病気には「うどんこ病」があります。

葉に白い粉のような斑点性のカビが発生するのが特徴で、放置しておくと葉が枯れたり他の植物に移ったりして被害が大きくなります。

初期段階の症状であれば葉をちぎったり重曹水を吹きかけたりすれば繁殖を防ぐことができますが、白い斑点が葉一面に発生すると回復が難しくなります。

ウンベラータに付く害虫にはハダニやアブラムシ、カイガラムシなどがいます。日照不足や根腐れで弱っている時は被害に合いやすくなるため注意が必要です。

害虫が葉に付着しているのを見つけたら切り取って被害の拡大を防ぎます。枝に付いた害虫は歯ブラシなどを使ってこすり落としましょう。

毎日の葉水で乾燥を防ぎ、風通しの良い場所に置くことによって予防できます。

フィカス・ウンベラータの毒性について

ウンベラータ等のフィカス属(イチジク属)の植物には犬や猫には毒となりますので、ペットがいる環境では誤食に注意が必要です。

ペットがウンベラータの葉を誤って食べてしまうと「口のかゆみ」「過剰なよだれ」「痙攣」等の症状が表れます。もし、ウンベラータを食べてしまった後にこのような書状が出るようであればすぐに動物病院に連れて行ってあげてください。

また、ウンベラータの樹液が皮膚に付くとかぶれてしまう方もいらっしゃいます。選定等をする時はゴム手袋をはめて作業をするのが安全でしょう。

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