ベンジャミンの育て方

観葉植物

葉がコンパクトで部屋にすっきりと置ける人気の観葉植物、ベンジャミンの育て方をまとめているページです。

幹を撚って仕立てた鉢植えがグリーンインテリアとして販売されており、小さい樹木を思わせる形でとても見栄えがします。

このページではベンジャミンを上手に育てるポイントについて解説しています。

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ベンジャミンの特徴

ベンジャミンはインドから東南アジア原産の熱帯植物で、クワ科フィカス属の植物になります。

その種類は多く、葉も緑で光沢のあるものや、斑入りのものなどがあります。

若木の間は幹が柔らかく、三つ編み仕立てやリング仕立てなど様々な仕立て方が楽しめます。

ベンジャミンはゴムの木と同じ種類なので、樹液に触れると体質によっては蕁麻疹が出たり皮膚炎になったりするので気を付けましょう。

原産地では20mにもなる木ですが、日本で売られているものは30㎝から2mが一般的です。

枝が伸びると剪定をして形を整えてあげる必要があります。

葉先に小さな赤い花がつき、実も食べられますが、実は美味しくはないので食べることはおすすめしません。

直射日光に当てるとは焼けを起すので、屋内の場合は薄いカーテン、屋外であれば遮光ネットなどで日差しをやわらげる必要があります。

「幸福の木」ともよばれるベンジャミンは原産地のインドなどでは聖木とされ寺院にも良く植えられています。

基本データ

難易度 簡単
別名 シダレガジュマル、ベンジャミンゴム、シロガジュマル
成長速度 早い
成長期 5月~10月
花・種 葉先に赤い小さい花を咲かせる
日照量 耐陰性があるが、日光を好む
温度 20度~25度が適した温度、冬場は10度以上を保つ
湿度 適度な湿度を保つ、乾燥しすぎると落葉する
花言葉 信頼、友情、融通のきく仲間

ベンジャミンの育て方

ベンジャミンの斑入り品種

室内で育てる場合

日照不足になると落葉しやすくなるので、日当たりが良く風通しが良い場所に置いた方が元気に育ちます。

日差しが強い時期は直射日光で葉焼けを起こす場合がありますので、遮光ネットやカーテンで調整してください。

高温多湿な場所を避けた方が良いので、置き場所の温度が上昇しやすい場合は日陰に移動しましょう。

屋外で育てる場合

ベンジャミンは日当たりの良い場所に置きます。

夏場は直射日光が強いと葉焼けを起こす可能性があるので遮光ネット等で調整したり、明るめの日陰に移動するのもおすすめです。また、気温が40度近くなる時期も葉焼けを起こす可能性があるため同様に日陰に移動した方が良いでしょう。

冬は5度以下になると枯れてしまうので室内へ移動した方が良いです。ただ、環境の変化や急激な気温の変化があると落葉しやすいので、15度切るあたりから徐々に移動して慣らしていってください。

適した用土

土は市販の観葉植物用の培養土を使うと簡単です。

自分でブレンドするときは「赤玉土の小粒を7割、腐葉土を3割」もしくは観葉植物用の培養土に赤玉土を混ぜても良いでしょう。腐葉土を使う場合は、表面に赤玉土や鹿沼土等の無機質な用土で覆うとコバエを防ぐことが出来ます。

ベンジャミンは土にあまりうるさくはありませんが、土がいつまでも乾かないと根腐れを起すので水はけのよい土を使いましょう。

植木鉢の選び方

ベンジャミンを植え付ける鉢は平鉢よりも普通鉢や深鉢を選んだ方が根が安定しやすいです。

鉢のサイズの選び方は、今植えてある鉢のサイズより一回り大きな鉢を選びます。大きすぎる鉢だと土の水はけが悪くなり、根詰まりを起こす原因となりますので向いていません。

土をあまり選ぶ植物ではありませんので、観葉植物用の土でも大丈夫ですが、水はけを良くするためにも鉢底にはしっかり鉢底石を入れてから植え付けましょう。

ベンジャミンの管理方法

ベンジャミン・バロック
ベンジャミン・バロック

水やりと肥料の与え方

成長期の管理方法

5月~10月あたりはベンジャミンが良く成長する時期になりますので、鉢の土が乾いたら水やりをしてください。

夏場の暑い時期は気温が下がった夕方以降に水やりを行います。日中の気温が高い時に水やりをすると根が蒸れてしまい枯れる原因になるので避けてください。

水やりをしていて落葉したり葉先が黄色くなってきた場合、水のやりすぎが原因かもしれませんので、水やりのペースは様子を見つつ行ってください。

葉水は毎日行います。肥料は特に与えなくても元気に育ちますが、もし与える場合は緩効性肥料を2ヶ月おき位のペースで置くか、薄めた液肥を10日おきに与えます。

冬場の管理方法

冬は成長ペースも遅く、葉を落として休眠状態に入る種類もあります。

水やりは控えめにしてください。土が乾いてから3日程度経過した段階で水やりをします。水の与えすぎは根腐れを起こす原因となりますので注意しましょう。

葉水は葉の乾燥を防ぐためにも毎日行ってください。冬の時期は肥料は必要ありませんので、与えるのは控えましょう。

植え替えるタイミング

ベンジャミンの植え替えは1年~2年おきに植え替えた方が良いです。

以下の条件が当てはまる場合は植え替えのサインになります。

  • 2年以上植え替えていない
  • 鉢底から根が出ているのが見える
  • 水やりをしてもすぐに土が乾いてしまう
  • 以前に比べ葉の色が全体的に薄くなってしまった

鉢の中で根詰まりを起こしている可能性があり、そのままだと根腐れを起こす場合もありますので、植え替えをしてあげましょう。

植え替えを行うのに適している時期は成長期でもある5月~6月あたりがおすすめです。天気が良い日中に植え替えを行いましょう。

剪定方法

ベンジャミンは成長に伴い樹形が乱れたり、葉が茂りすぎて風通しが悪くなるとカイガラムシ等の害虫も付きやすくなります。剪定をする場合は新芽を伸ばしどんどん成長していく4月~5月あたりに行うのがおすすめです。

注意点はゴムの木の仲間なので、剪定した部分から白い樹液が出てきます。人によっては樹液でかぶれてしまう例もありますので、手袋をしたり、下に紙を敷いてから剪定を行うと良いでしょう。

剪定した枝はそのまま挿し木にもできます。挿し木を行う場合は、樹液がそのままの状態で固まると根が出にくくなりますし水の吸い上げにも影響していきますので、切り口の樹液を洗い流してから挿しましょう。

ベンジャミンの選び方

ベンジャミンは様々な種類がありますので、購入するときは部屋のインテリアに合うものを選びましょう。

葉に光沢があり活き活きしているものを選ぶといいでしょう。葉先が黄色かったり害虫がついているものは避けてください。

ベンジャミンの増やし方

一般的にはジャスミンは挿し木で増やします。

5月~7月に茎の先端を10㎝くらい切り取り、切り取った直後は2~3時間先端を水につけて水揚げをしておきます。

乾かないように気を付けながら土にさして、水を切らさないよう、常に土が湿っている状態にしてください。2~3週間たったら鉢に植え替えます。

茎を切り取った時に乳白色の樹液が出ますが、触れると皮膚がかぶれたり炎症を起こすこともあるので作業をするときは手袋をしておきましょう。

乳白色の樹液をそのままにしておくと固まってしまい、水を吸い上げなかったり、根が出にくくなってしまうことがあるので挿し木をする前にはきちんと洗い流しておきましょう。

ベンジャミンの病気や付きやすい害虫

ベンジャミンは下記の病気、害虫に気を付けます。

病気 炭そ病、うどんこ病
害虫 ハダニ、カイガラムシ、アブラムシ、ナメクジ、ダンゴムシ、バッタ

かかりやすい病気

ベンジャミンはあまり病気の心配は少ない植物なのですが、風通しが悪いとカビ菌が原因となる炭そ病やうどんこ病になる場合があります。

葉が黒くなる、白くなるといった病変を起こしている場合は病変部を取り去り、風通しを良くしてあげてください。

付きやすい害虫

ハダニやカイガラムシは葉水を与えると予防になりますが、もしついていた場合はハダニは濡らしたティッシュでふき取る、カイガラムシはブラシでこすり落とすといった方法で駆除します。

アブラムシも放置しているとすす病を媒介する可能性があるので注意してください。粘着テープや薬剤で早めに駆除しましょう。

ナメクジ、ダンゴムシ、バッタによる食害があると新芽まで食べられてしまいます。

被害が大きい場合、枯れてしまう原因にもなりますので屋外に置く場合は注意して、見つけ次第駆除してください。

ベンジャミンの毒性や危険性について

ベンジャミンの木を切った時にでる乳白色の樹液は、イチジクから出るのとと同じもので、体質によっては皮膚炎を起すことがあるので気を付けましょう。

小さい子どもやペットがいる場合には口に入れないように注意しましょう。

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