モリアザミの食べ方を紹介しているページです。
モリアザミの基本データ(旬・食べ方や味)
味
根(山ごぼう)の漬物は美味
可食部
根
認知レベル
山ごぼうの細巻きは有名
| 名称 | モリアザミ(森薊) |
| 別名 | ヤマゴボウ、キクゴボウ、ゴボウアザミ |
| 分類 | キク科アザミ属 |
| 学名 | Cirsium dipsacolepis |
| 原産地 | 日本 |
| 分布 | 本州、四国、九州 |
| 旬 | 10月~4月頃 |
| 食べ方 | 漬物、天ぷら、きんぴら |
| 自生場所 | 山地、野原 |
モリアザミの旬
| 月 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旬 |
モリアザミの採り方
葉の先にトゲがあるので、素手での採取は避けてください。
10月から春ごろまでのタイミングで根を収穫します。花が咲く前までが収穫の目安です。
新芽を楽しむ時には葉が出たてのタイミングで摘み取り、茎は20㎝程度先部分までは柔らかいので収穫して炒め物にできます。
モリアザミの味
根を食用にするとごぼうの様な風味がある事から「山ごぼう」として食品流通しています。
漬物に加工された物が出回っており、お寿司の山ごぼうの細巻きはとても美味しいです。
モリアザミの下処理
根の部分は洗ってから水にさらしておき、あく抜きしてから使用します。
新芽は下茹で、茎の部分は下茹でをしていたずりを行ってから調理します。事前にちょっと食べてみてあくの強さを感じるのであれば水にさらしてあく抜きしてください。
モリアザミの見分け方と特徴
| 特徴 | 山地の草原など、日当たりの良く、少し湿った場所に生えています。 |
| 高さ | 50cm~100cm程度 |
| 花の形と色 | 秋になるとアザミ種独特ともいえる紫紅色の花を咲かせます 。 |
| 果実・種子 | 花が咲いた後に綿毛を持つ痩果(そう果)をつけます。 |
| 葉 | 深く裂けた羽根状の葉をしており、フチにトゲがあります。 |
| 茎 | 直立しており、分岐しながら成長していきます。 |
| 似ている植物 | ヨウシュヤマゴボウ(毒) |
| 毒性・注意事項 | モリアザミに比べヨウシュヤマゴボウは根や葉が大きく、花も小さい白い花がたくさん咲くという違いがあります。フィットラッカトキシンという毒成分を植物全体に含んでいます。ヨウシュヤマゴボウによる食中毒は最悪、死亡例もありますので、一度花が咲いてモリアザミと確認した株を後ほど採取するといった方が安全です。 |
モリアザミの葉、茎の写真
【注意】ヨウシュヤマゴボウの葉、茎の写真
こちらはヨウシュヤマゴボウの葉や花の写真です。名前にヤマゴボウとは付くもののこちらは毒草です。
食用となるモリアザミとは葉や花は全く似ていませんが、根はそっくりなので誤食に注意しましょう。







