テーブルヤシの育て方

観葉植物

耐陰性があり小型で室内に置きやすい観葉植物、テーブルヤシの育て方をまとめているページです。

テーブルヤシはヤシ科の植物ですが、テーブルと名前に付くようにヤシ科の植物にしては小型なので、狭い日本の住宅情報でも育てやすい種類かと思います。小さく仕立てた鉢植えがよく売られているので、そのまま卓上にも飾りやすいです。

このページではテーブルヤシを上手に育てるポイントについて解説しています。

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テーブルヤシの特徴

テーブルヤシはメキシコから南アメリカにかけて生息するヤシ科の植物です。

テーブルに置いて育てられるほど小さなことからテーブルヤシと名付けられています。小型で扱いやすいため、最近は100円ショップでも売られている人気の観葉植物です。

テーブルヤシは熱帯植物ですが、本来は標高の高い場所に生息しているため5度程度の寒さに耐えられ耐陰性もあるので、人が快適に過ごせる室内環境で十分に育てる事が出来ます。また、成長が遅く大きくなっても2m程度なので初心者の人でも育てやすい植物です。

笹のような細長い葉が羽のように広がっているのが特徴で、小さいながら南国に植えられたヤシの木を思い起こさせる草姿をしています。お部屋に一株置くだけでトロピカルな印象にしてくれるおしゃれな観葉植物です。

基本データ

難易度 簡単
成長速度 遅い
成長期 4月~10月
花・種 黄色い花が咲く。雌雄異株なので1株では結実しない
日照量 耐陰性もあり半日陰を好む。室内の明るい場所に置く
温度 暑さに強く低温には弱い。冬場は5度以上を保つように管理する
湿度 多湿を好む、土が乾きにくいと根腐れを起こす
花言葉 あなたを見守る

テーブルヤシの育て方

大きくなったテーブルヤシの鉢植え。しかし、ヤシ科にしてはテーブルヤシは小さい

日当たりと置き場所

テーブルヤシは日当たりを好みますが葉焼けを防止するため直射日光を当てないようにします。

室内で育てる場合

耐陰性がある植物としても知られているので室内での栽培にも向いていますが、日当たりが良い方が光合成も行い元気に育ちますので、窓際の日当たりが良い場所に置きます。

テーブルヤシを栽培していくうちにカビが発生したという経験をした方もいるかもしれません。風通しが良い場所においてあげてください。

もし葉焼けを起こした場合はカーテンや置き場所を変えて日当たり具合を調整してあげましょう。

エアコンの風が直接当たる場所は葉が痛む原因となるので避けてください。

屋外で育てる場合

春から秋にかけては屋外での栽培もおすすめです。適度に日当たりがよく風通しが良い場所を選びましょう。

もし葉焼けを起こした場合は直射日光が当たらない場所へ移動すると良いです。

冬に気温が下がってくる時期は5度以下の環境にならないほうが良いです。霜が降りると枯れる原因にもなりますので、冬は室内に移動してあげましょう。

適した用土

テーブルヤシは湿度の高い環境を好みますが、根腐れを防止するため用土には水はけの良い土を使用します。

初心者であれば市販されている観葉植物用の培養土を使用するのが最も簡単な方法です。自分でブレンドする場合は、赤玉土(小粒)6:腐葉土4、もしくは赤玉土(小粒)7:腐葉土2:パーライト1などの割合で配合するとよいでしょう。

コバエ対策として、土の表面を赤玉土や鹿沼土、化粧砂など無機質の土で覆うと効果的です。

植木鉢の選び方

テーブルヤシは成長に伴い高さも出てくる植物なので、植え付ける鉢は普通鉢、もしくは深鉢を選ぶと良いでしょう。

鉢を選ぶ時に注意したいのが大きさです。今植えてある鉢よりも一回り大きめの鉢を選んでください。いきなり大きすぎる鉢に変えると水はけも悪くなりますので根腐れを起こす原因となります。

水はけを良くする方法として鉢底からサイドにかけてスリットが入っているスリット鉢を選ぶのも良いでしょう。

テーブルヤシの管理方法

水やりと肥料の与え方

成長期の管理方法

4月から10月にかけてはテーブルヤシの成長期に当たりますので、土の表面が乾いてきたあたりで水やりをすると良いでしょう。鉢底から水が出てくる位たっぷりと与えてください。

元々、湿度が高めの環境を好む植物で葉の乾燥を防ぐためにも葉水は有効です。ハダニ予防にもなりますので毎日行いましょう。

もし肥料を与える場合は薄めた液体肥料を水やりの代わりに10日に1回、もしくは2か月おきに固形の緩効性肥料を与えますが、基本的にテーブルヤシはそれほど肥料を必要としない植物なので与えなくても成長していきます。

冬場の管理方法

気温が10度以下になると成長スピードが遅くなるので水やりの頻度を減らしてください。目安は土が乾いてから2~3日後程度に与えるくらいで充分です。

テーブルヤシの葉先が枯れてきた場合水不足だとわかりますので、状況を観察しつつ水やりの量を調整してください。葉水は毎日与えても大丈夫です。

肥料は冬の時期は必要としないので与えません。

植え替えるタイミング

テーブルヤシの成長は他の植物に比べてゆっくりしているので、植え替えペースは2~3年に1度行います。植え替えないまま放置していると根詰まりを起こしてしまうので、植え替えは定期的に行いましょう。

以下に当てはまる場合は植え替えのサインとなります。

  • 3年以上植え替えていない
  • 鉢底から根が出てきている
  • 水やりをしてもすぐに水が浸透していかない
  • 水やりをしているのに葉先が枯れてきている
  • 若い葉も葉先が枯れてきている
  • 購入したばかりの株が鉢のサイズと合っていない場合

もし植え替えを行う場合は成長期に当たる5月~6月あたりに行うと良いでしょう。

植え替えを行った後は数日間、半日陰で落ち着くまで管理してください。

剪定方法

テーブルヤシは乱れにくいので、選定は茶色く枯れた葉を切り落とす程度で充分です。

この時に根元部分から切り落とす事になりますが、他の新芽や元気な葉も一緒に切り落としやすいので注意してください。

テーブルヤシの選び方

テーブルヤシを購入する際は害虫がついていないか、病気にかかっていないか必ず確認しましょう。

ハダニやアブラムシなどが付着している株を選んでしまうと、テーブルヤシが弱ってしまったり他の植物へ移ったりする可能性があります。

葉が大きく艶があり、茎がしっかりしている株を購入するようにしてください。

テーブルヤシの増やし方

テーブルヤシは株分けで増やすことができます。株分けとは親株の根を切り分けて2つ以上の株に増やす方法です。

テーブルヤシは購入した時からいくつかの株が一緒に植えられていることが多いので、株分けによって増やすことが可能です。また、植物を大きくしたくない時にも株を分けることでコンパクトになるため便利な方法です。

株分けをする際は、まず鉢からテーブルヤシを抜き出して古い土を落としましょう。できるだけ根を傷つけないよう手でほぐしながら、数本の茎のまとまりになるよう株を分けてください。根が固い場合はナイフなどを使って切れ目を入れます。

それぞれの株を新しい鉢に植え替えて、水をたっぷりと与えれば完了です。

テーブルヤシの病気や付きやすい害虫

テーブルヤシは下記の病気、害虫に気を付けます。

病気 特になし
害虫 アブラムシ、カイガラムシ、ハダニ

かかりやすい病気

テーブルヤシは病気になりにくく丈夫な植物です。

葉が黄色くなりやすい傾向がありますが、葉焼けや肥料切れが原因の場合がありますので、葉色が悪くなった場合は日当たり具合や肥料を与えて様子をみましょう。

付きやすい害虫

ハダニやカイガラムシがつくことがあります。

ハダニは水が苦手なので、水をかけて流したり濡らしたティッシュでふき取る方法で駆除してください。手に負えない程増えてしまった場合はハダニの駆除剤を利用しましょう。

無事、ハダニを駆除出来た場合は葉水を定期的に行うと予防になります。

カイガラムシは成虫になると薬剤が効きませんので、ハブラシを使ってこすり落とす方法で駆除してください。幼虫の場合は薬剤駆除が可能です。

風通しが良い環境で管理しましょう。

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