花言葉と聞いてイメージしやすいのが恋愛。今でこそあまり見られませんが、以前は想いをうまく伝えられない人が花言葉の意味合いも込めて花を贈る人もいました。
このページでは恋愛的な意味合いが込められた花言葉の植物をご紹介します。
ハオルチアの花言葉は「小さな愛」
ハオルチアには「小さな愛」という花言葉があります。
ここ数年の間に多肉植物に注目が集まっていますが、園芸店でも手軽に購入できる種類がハオルチアです。種類により違いがありますが、管理状態が良いと2~6月にかけてピンクや白の花を咲かせます。
大きく成長するものでも15㎝位なのであまり大きな鉢を必要としませんし、乾燥には強いので水やりや葉水を与える機会も少なめで良いため育てやすい観葉植物ともいえるでしょう。 ちょっと気になる人にさりげなく贈るのにも良いですね。
シャープな葉を持つものや、ぷっくりとした多肉らしい葉を持つもの、好き通った様なキレイな葉をもつもの等、様々な種類があります。
アプテニアの花言葉は「淡い恋心」
アプテニアの花言葉は「淡い恋心」。別名ベビーサンローズとも呼ばれています。
多肉植物で葉の色も濃く、独特の光沢があるのも印象的。初夏から秋にかけてピンクや黄色の花を咲かせます。花の大きさは1.5~2cm程度なのでかなり小さめ。
可愛らしい葉と可憐な花を見ているとなんとなく花言葉の意味合いが納得できます。
乾燥に強いだけでなく暑さやある程度の低温にも耐えられる植物なので園芸初心者にもおすすめ。長く楽しめるだけでなく、這う様に成長していくのでお庭のグランドカバーとしても利用されるほど丈夫です。
斑入りの葉は見た目にもきれいなので贈り物としても喜ばれます。
グラプトペタルムの花言葉は「秘められた恋」
グラプトペタルムの花言葉は「秘められた恋」です。
多肉植物に興味を持つ人にとってグラプトペタルムはピンク色や薄紫色、淡い紫色など葉色がとても多彩。薄紫色の葉の種類は特徴的ですよね。春から初夏にかけて星型の黄色い花を咲かせます。
あまり大きくならずに丈夫で育てやすい種類が多いので、多肉植物に興味を持ち始めた人にもおすすめです。育てやすいうえに条件が良ければ花を楽しめるので贈り物としても適しています。気になる人がいるけれどなかなか思いを打ち明けられないという時にさりげなくプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
サボテンや多肉植物に興味があるという人にとってグラプトペタルムは人気がある種類の一つです。
ベビーティアーズの花言葉は「変わらぬ愛」
小さな葉をたくさん茂らせる姿が印象的なベビーティアーズの花言葉は「変わらぬ愛、終わりのない友情、不朽、信じあう心」等があります。
葉の色が緑色のものだけでなく斑入りのもの、明るいライム色のものもあります。6月~7月にかけて世界一小さいと言われる白い花を咲かせるのですが気がつきにくいかもしれません。
お互い信頼できる間柄、絆が深い間柄の人に贈るのに良さそうですね。
温度面での配慮や乾燥が苦手なので土が乾く前に水やりをする、葉に水はかけないといった若干のコツが必要となるので、やや難易度がある植物になります。
ワイヤープランツの花言葉は「純愛、あなたを思っています」
ワイヤープランツの花言葉は「純愛、あなたを思っています、憧れ」などがあります。
細いワイヤーの様な茎に小さな葉をたくさん茂らせるのが特徴的。這いながら育っていくのでお庭のグランドカバーとして植えているお宅もよく見かけます。
園芸店でも比較的お手頃な値段で購入できますし、斑入り、葉の形がスペードの様な形状といった種類もあります。ある程度耐陰性もあるので育てやすい植物です。
そんなワイヤープランツですが、春から夏にかけて淡い黄色の花を咲かせます。花のサイズは2mm~5mm程度とかなり小さいサイズなので気がつきにくいかもしれません。
小さく可憐な花という点から考えると控えめな想いという感じでなんだか納得できる花言葉ですね。
ゴムノキの花言葉は「永久の幸せ」
しっかりとした葉を茂らせるゴムノキの花言葉は「永久の幸せ」。
観葉植物の定番ともいえる種類です。一般的に観葉植物でゴムノキとして販売されている種類はインドゴムノキの品種になります。
自生している株の場合高さ30m近くになることもありますが、鉢植えで管理する分には成長具合を調整できるのでそれほど大きくはなりません。肉厚でツヤのある大きな葉が特徴の一つ。耐陰性もあり、ある程度の寒さにも耐えられるので室内向けの観葉植物としても向いています。
ゴムノキの花は花嚢と呼ばれる中に花を咲かせるタイプなので目に見えてはわかりにくいかもしれません。
丈夫で生命力が高いといった特徴からこの花言葉がついたのではないかと考えられています。
アイビーの花言葉は「永遠の愛」
アイビーの花言葉は「永遠の愛、友情」があります。
アイビーはつる性の植物で丈夫、耐陰性も高いという点から手軽に育てられる観葉植物としても人気があります。そして風水でもアイビーは金運に効果があるとされています。園芸店でも手軽に購入できる価格で販売されているので園芸初心者にもおすすめです。
アイビーの花は植え付けたばかりの段階や購入して間もない時はあまり見かける機会がないかもしれません。植え付けてからある程度年数が経過してからでないと花を見かける機会はないという印象です。種類により違いがありますが、ヘデラの場合は小さな黄色い花を咲かせます。
「永遠の愛」という強い花言葉を持つ一方、つるが絡むという性質からでしょうか?「死んでも離れない、不滅」といった花言葉も存在するようです。
コチレドンの花言葉は「枯れない愛」
見た目にも可愛らしいコチレドンの花言葉は「枯れない愛」です。
コチレドンと聞くとあまりピンと来ないかもしれませんが、日本では「熊童子」「熊の手」という多肉植物はコチレドンの一種。他にも「子猫の爪」といった特徴的な葉を持っている種類があり様々です。
徐々に茎が立ち上がりながら成長していき、茎が木質化していき、9月~11月あたりにピンクやオレンジ色をしたベル状の花が咲きます。熊童子の場合は黄色やオレンジ色の可愛らしい花です。
スズランの様な可憐な花、そしてぷっくりとして産毛がたくさん生えている可愛らしい葉をつけるのでコチレドンは観賞価値が高い植物としても人気です。
セダムの花言葉は「私を思ってください、枯れることのない愛」
セダムの花言葉は「私を思ってください、枯れることのない愛」があります。
ぷっくりとした丸い葉が特徴的なセダムは園芸店でも良く見られる品種ですし、寄せ植えに使っても良いワンポイントになります。比較的丈夫ですし、園芸初心者にもおすすめ。剪定したものを挿し木できるので増やすのも簡単です。
セダムは世界中に500種類以上あり、葉の形や成長の仕方も多種多様。そのため花も種類によって咲く時期や色、花の形に違いがあり、白や黄色、オレンジ、ピンク等の花が咲きます。
セダムの花言葉として恋愛的な意味合い以外では「静寂、落ち着き」といった花言葉もあります。
ウンベラータの花言葉は「永久の幸せ、夫婦愛」
ウンベラータには「永久の幸せ、夫婦愛」という花言葉があります。
観葉植物の代表的品種ともいえるウンベラータ。曲がった独特な樹形に大きなハート型の葉をつけ、その姿は存在感があります。耐陰性もあるので室内にも最適。一鉢置くだけでセンスの良い空間になります。大型の観葉植物を探しているのであればおすすめしたい品種の一つといえるでしょう。
成長スピードが速いのでその点は育てがいがある植物ともいえますが、丈夫なのがウンベラータの良いところ。
イチジクのように幹や枝につく花嚢の中に白い花を咲かせるタイプなので花が咲いたとは気がつきにくいかもしれません。
恋愛的な意味合い以外には「すこやか」という花言葉も持っています。
オリヅルランの花言葉は「子孫繁栄、守り抜く愛」
オリヅルランの花言葉は「子孫繁栄、守り抜く愛」 です。
丈夫で育てやすく園芸初心者にもおすすめのオリヅルラン。成長するにつれランナーを伸ばして子株をつけるので見た目もスタイリッシュなイメージです。
たくさん子株をつける特徴から「子孫繁栄」の由来があるといわれています。
耐陰性も高く根も太いので乾燥にも強いです。細長い斑入りの葉をたくさん茂らせた姿はスタイリッシュなので室内で育てることができ、春から秋にかけて白い小さな花を咲かせます。
恋愛面以外では「集う幸福、祝賀」といった花言葉も持っている大変縁起の良い植物です。
クワズイモの花言葉は「復縁、仲直り」
「出生芋」といった別名を持っているクワズイモですが、恋愛面では「復縁、仲直り」といった花言葉を持っています。
大きなハート型の葉は大きなものだと60㎝位にまでなりますが、鉢植えの場合はそこまで大きくなる心配はありません。
この大きなハート型という点から「復縁」「仲直り」といった花言葉の由来になっているといわれていますし、風水でも恋愛運向けの観葉植物として紹介されています。
6月~8月に管理状況にもよりますが仏炎苞状の花を咲かせて、その後赤い実を付けるのですが、花が咲く機会自体、あまり頻繁には見られません。茎が立ち上がっていくように成長する姿はなんともエキゾチック。
手軽な価格で入手しやすく、大きく成長したクワズイモは耐陰性があるので室内栽培にも最適です。一鉢置くだけで素敵な空間になります。